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断面 - 入力値

 

 

線要素(トラス要素、引張専用要素、圧縮専用要素、ケーブル要素、ギャップ要素、フック要素、梁要素)の断面性能を入力します。

入力値タブでは断面特性(断面積、断面2次モーメント、ねじり係数など)を使用者が直接入力して断面を定義します。

入力方法は下記のようになります。

1. 標準化された断面形状に対して、必要な寸法を入力して、断面性能を自動計算した後、計算された各断面性能を

 修正して入力する方法

2. すべての断面性能データをユーザーが直接入力する方法

3. SPCで作成した断面データを読み込んで入力する方法

 

 

 

ボンメニュー : モデル > 材料 & 断面 > 断面 > 断面

リボンメニュー : 2次設計 > 断面/厚さ > 梁/柱/ブレース

ツリーメニュー : メニュータブ > モデリング > 材料 & 断面 > 断面

リーメニュー : 2次設計タブ > 断面/厚さ > 梁/柱/ブレース

 

 

vmp58.jpg

断面-値入力のダイアログボックス

 

■ ビルトアップ断面

部材製作方法を区分します。Rolled Beamの場合又は溶接形鋼の場合に従って設計時に適用される係数が変わります。

設計機能の使用と関係があり、解析上には影響は与えません。

Note
部材が溶接形鋼(ビルトアップ)の場合にチェックマークを入れ、圧延形鋼の場合には空欄にします。
この使い分けは、鉄骨部材の耐力検証や部材数量集計表の作成時に反映されます。

 

■ サイズ

断面計算に使用する断面寸法を入力します。断面寸法を入力せずに剛性データのみ入力しても解析を行うことができません。

H、B1、 ... : ダイアログの左側の入力案内図に従って寸法を入力します。

 

■ 断面性能

構造解析に適用される断面特性値を入力します。

vmp58-1.jpg

SPCから読み込み-値入力のダイアログボックス

 

vmp58-2.jpg を選択して機能を呼び出します。

vmp58-3.jpg

 : 任意形状断面をプログラムから読み込みするためにはSPCからファイル形式を*.secで保存しなければなりません。

ボタンをクリックして*.secファイルを読み込みます。断面データを読み込みするとSPCで計算された断面係数と形状が入力されます。

SPCの断面定義方法はPlane TypeとLine Typeがあります。Line Typeで定義した断面を読み込みする場合断面係数の計算方法を選択

することができます。Plane Typeの場合はプログラム内部的にSoild Modelを生成してFEM方式で計算されます。

FEM : Line Typeで作成した断面を長さ方向で押出して単位長さのPlane Modelを生成します。このモデルに単位荷重を加えてその結果で

断面係数を計算します。厚さが厚い断面の場合に適合です。

Equation : せん断流れ(Shear Flow)を用いた計算式を適用してねじり係数を計算します。薄板のねじり係数計算に適用します。