時間依存性材料(クリープ/乾燥収縮)関数

 

 

コンクリートの時間による材料の特性(クリープ、乾燥収縮)をユーザーが直接定義(User Defined)します。コンクリートの乾燥収縮とクリープを考慮した、水和熱解析及び建物の施工段階解析に適用されます。

 

 

 

リボンメニュー : モデル > 材料&断面 > 材料 > 時間依存性材料(クリープ/乾燥収縮)関数

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vmp54.jpg

時間依存性材料の関数ダイアログボックス

 

Time_Dependent_Material(Creep_Shrinkage)_icon_01.png : クリープタブ及び乾燥収縮タブからボタンをクリックして次の事項を入力します。

Time_Dependent_Material(Creep_Shrinkage)_icon2.png : 入力した内容を確認・修正します。

Time_Dependent_Material(Creep_Shrinkage)_icon3-1.png : 入力した内容を削除します。

Time_Dependent_Material(Creep_Shrinkage)_icon4-1.png : 入力された内容を複製します。

 

c.jpgクリープ

 

vmp55.jpg

時間依存性材料の追加/修正(クリープ/乾燥収縮) ダイアログボックス

時間によるコンクリート材料のクリープ特性を定義します。

関数名 : クリープを定義する関数の名称を入力します。この名称は、時間依存性材料の追加/修正(クリープ/乾燥収縮)ダイアログボックスの規準でユーザー定義を選択した場合、参照されます。

クリープ関数のデータ形式 : 入力するデータの種類を指定します。

比クリープ : 即時たわみを除いた単位応力当たりの変形率

クリープコンプライアンス : 即時たわみを含めた単位応力当たりの変形率

クリープ係数 : 弾性変形率に対するクリープ変形率の比(クリープ係数)

弾性係数 

コンクリートの弾性係数を入力します。ひずみよりクリープ係数を計算するとき適用されます。

Time_Dependent_Material(Creep-Shrinkage)_Function_button_04.jpg
よく使われるクリープ関数をファイルで保存してから読み取りする場合に使われ、ファイル形式(fn.TDM)は、次の通りです。

*UNIT, CM, KGF

適用する単位を指定(選択事項)

*DATA

データの開始を表示(必須事項)

  20, 0.9934

時間, 値の形式でデータを入力(必須事項)

 40,1.2182

-

  60, 1.3705

-

 80,1.4883

-

 100, 1.5854

-

 120, 1.6683

-

 140, 1.7408

-

 160, 1.8054

-

 180, 1.8636

-

 200, 1.9166

-

 220, 1.9653

-

 240, 2.0103

-

  260, 2.0252

-

 

増減係数 : 増減係数

グラフオプション : グラフのX軸およびY軸のログスケール変換指定

解説 : 入力した関数に対する説明

c.jpg乾燥収縮変形

時間による乾燥収縮の変形度を定義します。

関数名 :

乾燥収縮の変形度と変化を定義する関数の名称を入力します。この名称は、時間依存性材料の追加/修正(クリープ/乾燥収縮)ダイアログボックスの乾燥収縮ひずみ関数で参照されます。

Time_Dependent_Material(Creep-Shrinkage)_Function_button_04.jpg

よく使われる乾燥収縮変形をファイルで保存してから読み取りする場合に使われ、ファイル形式(fn.TDM)は、 クリープタブの場合と同じです。

増減係数 : 増減係数

グラフオプション : グラフのX軸およびY軸のログスケール変換指定

解説 :入力した関数に対する説明