板要素の端部結合条件

 

 

板要素の節点結合条件(ヒンジ, 固定)を入力したり、既に入力されている結合条件を変更または削除します。

このコマンドによって節点結合条件が解除されると、該当成分に対しては部材力(断面力, 曲げモーメント)が発生しません。

 

 

 

リボンメニュー : モデリング > 境界条件 > 端部結合/剛域 > 板要素の端部結合条件

リーメニュー : 2次設計タブ > 境界条件 > 板要素の端部結合条件

 

 

 

vmb12.jpg

板要素の端部結合条件の右側の pointpointpointpoint.gif をクリック  : 板要素の端部結合条件テーブル表示

c.jpg境界グループ名

入力した境界条件を含む境界グループを選択します。グループ指定が不必要な場合は

"デフォルト"を選択します。 境界グループを追加生成または修正するためには pointpointpointpoint.gif ボタンを

クリックして"境界グループの定義"ダイアログを呼び出します。

c.jpgオプション

追加/変更 : 任意の板要素に節点結合条件解除を新規または変更入力する場合に指定

削除 : 任意の板要素に、既に入力されている節点結合条件解除を削除する場合に指定

c.jpg端部結合条件

板要素の節点結合条件解除を要素座標系を基準に入力します。

 

Fx : 該当節点の要素座標系x軸方向の軸剛性の接合を解除する場合に指定します。

Fy : 該当節点の要素座標系y軸方向の軸剛性の接合を解除する場合に指定します。

Fz : 該当節点の要素座標系z軸方向の軸剛性の接合を解除する場合に指定します。

Mx : 該当節点の要素座標系x軸方向に対する曲げ剛性の接合を解除する場合に指定します。

My : 該当節点の要素座標系y軸方向に対する曲げ剛性の接合を解除する場合に指定します。

Note
施工段階解析で梁要素の端部結合条件をピン/固定条件ではなく、部分固定条件で
考慮すると、施工段階解析では必ずピンに考慮されて解析されます

 

以下の場合に該当する時は、簡単に該当ボタンをクリックすることで、上記の自由度別の

指定過程を行うことができます。

all_release.gif : 節点のすべての剛性の接合を解除する場合

all_connect.gif : 節点のすべての剛性の接合を完全結合条件(Fix)に戻す場合