剛体連結

 

 

 

任意の節点(従属節点、slave nodes)の自由度を代表節点(Master Node)に従属させます。

このコマンドによって任意の節点の任意自由度が代表節点に属すると、該当自由度の間には"従属的拘束(Rigid link)"の関係が

形成され、従属節点の剛性成分を含んだすべての属性(節点荷重または節点質量)は、代表節点に等価の成分に換算されます。

 

 

 

リボンメニュー : モデル > 境界条件 > バネ/リンク > 剛体連結

リーメニュー : モデリング > 境界条件 > 剛体連結

 

 

 

vmb13.jpg

剛体連結の右側の pointpointpointpoint.gif をクリック  : 剛体連結テーブル表示

c.jpg境界グループ名

入力した境界条件を含む境界グループを選択します。グループ指定が不必要な場合は

"デフォルト"を選択します。 境界グループを追加生成または修正するためには pointpointpointpoint.gif ボタンを

クリックして"境界グループの定義"ダイアログを呼び出します。

c.jpgオプション

追加/変更 : 任意の節点を従属節点で新規指定または、既存の従属関係を変更する場合

削除 : 任意の節点の従属関係を解除する場合

c.jpg代表節点番号

代表節点を入力します。代表節点はキーボードで直接入力したり、入力欄を一度クリック

した後、マウスカーソルで該当節点を指定して入力します。従属節点は選択機能を選択して

指定します。

従属節点の解除(代表節点を指定しない)

 : 代表節点を設定せずに選択した節点の従属関係を解除します。

 この機能は削除オプションの時に限って使用可能です。

c.jpg剛体連結の自由度

代表節点に属する自由度成分を指定します。

DX : 全体座標系X方向の変位自由度

DY : 全体座標系Y方向の変位自由度

DZ : 全体座標系Z方向の変位自由度

RX : 全体座標系 Xに対する回転自由度

RY : 全体座標系 Yに対する回転自由度

RZ : 全体座標系 Zに対する回転自由度  

c.jpg剛体連結の複製

代表節点と従属節点で指定する節点が、ユーザー座標系(全体座標系)の任意の軸方向に

等間隔(任意間隔)、連続的に配置されている時、同一な自由度に対して代表節点と従属

節点の剛体連結条件を複写します。

軸 : 剛体連結条件を複写する軸方向

距離 : 剛体連結条件の複写距離

Note
剛体連結条件を複写する位置には、代表節点と従属節点になる節点が入力されてる必要があります。

c.jpg典型タイプ

以下の場合に該当する時は、簡単に該当ボタンをクリックすることで、

上記の自由度の指定過程を行うことができます。  

rigid_body.gif : 全方向剛体連結(Rigid Body Connection)

xyplane.gif :全体座標系X-Y平面に対する剛体連結(Rigid Plane Connection) 

yzplane.gif : 全体座標系 Y-Z 平面に対する剛体連結 (Rigid Plane Connection)

xzplane.gif : 全体座標系 X-Z 平面に対する剛体連結 (Rigid Plane Connection)