プレテンション荷重の外力荷重処理の荷重ケース

 

 

トラス要素のプレテンション荷重を外部タイプとして与える機能です。施工段階ではなくて一般性的解析時に内部タイプで入力しましたが、この機能を使用すると一般静的解析でもカイ部タイプでプレテンション荷重を入力することができます。

P-デルタ、座屈解析とは同時に使用することができません。また、ギャップ/フック要素とは同時に使用することができません。

 

例えば、プレテンション荷重を内部タイプ(通常のまま外力処理を行わない場合)で使った時は、弾性変形などによって約3~5%程度の応力損失が起こります。これにより100tfのプレテンション荷重を与えたとしても初期部材力としては100tf以下となってしまいます。しかし、同じ100tfのプレテンション荷重を「プレテンション荷重の外力処理の荷重ケース」で指定した荷重ケースで与えた場合、100tfの荷重がそのまま初期部材力として残ります。

 

 

 

リボンメニュー : 荷重 > 静的荷重 > プレストレス > プレテンション荷重の外力処理の荷重ケース

ツリーメニュー : メニュー タブ > 静的荷重 > プレストレス荷重 > プレテンション荷重の外力処理の荷重ケース

 

 

 

既に入力された荷重条件でプレテンション荷重が入力された荷重条件を選択し、b_Right.bmp をクリックして外力荷重処理の荷重ケースに選択します。

 

入力されたデータ全部を削除しようとする場合は【外力荷重処理の荷重ケースの削除】 をクリックします。

 

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プレテンション荷重の外力荷重処理の荷重ケースのダイアログ