圧力荷重

 

 

板要素、平面応力要素、平面ひずみ要素、軸対称要素、ソリッド要素の面または周辺に圧力荷重(Pressure Loads)を入力したり、既に入力された圧力荷重を修正または削除します。

圧力荷重は、均等分布荷重または等変分布荷重で入力し、プログラム内部で等価な節点力に置換して考慮します。

板要素と平面応力要素に対する圧力荷重は、全体座標系または要素座標系を基準にして面または辺に入力されます。載荷方向は面に入力する場合与えられた座標系の軸方向となり、辺に入力する場合は各辺に垂直方向(面内方向)に入力されます。この時、要素の外から辺方に作用する方向が正(+)の方向になります。反対方向に入力する場合には値を負数(-)で入力します。辺に圧力荷重を載荷する場合は単位面積当たりの値を入力します。

平面応力要素、平面ひずみ要素及び軸対称要素に対する圧力荷重は、各辺に対して垂直方向(面内方向)に入力されます。載荷方向は要素の外から要素辺に向かって作用する方向が正(+)となります。辺に圧力荷重を載荷する場合は単位長さ当たりの値を入力します。

ソリッド要素に対する圧力荷重は各面に垂直方向に入力されます。載荷方向は要素の外から要素面の内に向かって作用する方向が正(+)となり、反対方向に入力する場合には値を負数(-)で入力します。

各要素に作用する圧力荷重例

 

 

 

リボンメニュー : 荷重 > 静的荷重 > 仕上げ/圧力 > 圧力

ツリーメニュー : メニュー タブ > 静的荷重 > 圧力荷重

 

 

 

vl8.jpg

 

c.jpg荷重ケース名

荷重ケースの選択ボックスから、希望する荷重ケースを指定します。追加で荷重ケースを入力したり、修正または削除が必要な場合には右側のpointpointpointpoint.gif ボタンをクリックします。  

c.jpg荷重グループ名

入力した荷重データを含む荷重グループを選択します。グループ指定が不必要な場合は"デフォルト"を選択します。 荷重グループを追加生成または修正するためには pointpointpointpoint.gif ボタンをクリックして"荷重グループの定義"ダイアログを呼び出します。

c.jpgオプション

追加 : 圧力荷重を新規または追加で入力する場合に指定します。

変更 : 既に入力されている圧力荷重を変更する場合に指定します。

削除 : 既に入力されている圧力荷重を削除する場合に指定します。

c.jpg要素タイプ

圧力荷重を載荷する要素タイプを選択します。下部の案内図に従って、荷重の作用方向または作用する辺または面を要素タイプ別に指定します。

c.jpg板要素の圧力荷重

要素の種類別に圧力荷重を入力しようとする位置と方向を指定します。

入力方法

c.jpg荷重

荷重が均等分布か、等変分布なのかを指定し、関連する圧力荷重を入力します。

等分布 : 圧力荷重を均等分布(Uniform)で載荷する場合

等変分布 : 圧力荷重を等変分布(Linear Varying)で載荷する場合

P1, P2, P3, P4 : 面または辺に作用する圧力荷重の値