転倒モーメントテーブル

 

 

静的及び動的荷重によって発生する転倒モーメントを計算してその結果をテーブルで確認します。

"モデル/建物&層/建物制御データ"で"層せん断力分担率"の“層モジュールを考慮する”をチッェクオンした場合、重複層のせん断力に対する正確な結果が得られます。

結果 > 結果テーブル >層 > モジュールの定義でモジュールを定義した場合にテーブルの第1列にはモジュールが生成されます。

本機能は"モデル>建物 &層>建物制御データ”で "層せん断力分担率"を必ずチェックオンしなければなりません。(デフォルト=チェックオン)

テーブルツールは、各種の便利な機能を数多く内蔵していますので、詳しい使用方法ついては次の項目を参照して下さい。

テーブル ツールの使用方法

用語の検索

使用方法の手引き

基本的な使用方法

データの操作方法

クリップボードを利用したデータのコピー及び貼り付け

テーブルの付加機能

テーブルの整列(Sorting)

テーブル形式の設定

列幅の自動合わせ

グラフ出力

テーブルの種類別の付加機能

節点/要素テーブル

結果テーブル

 

 

 

リボンメニュー : 結果 > テーブル > 層 > 転倒モーメント

ツリーメニュー : テーブルタブ > 結果テーブル > 層 > 転倒モーメント

 

 

 

フィルタリングダイアログから転倒モーメントを表示する荷重ケースを選択します。

 

vrrs4.jpg

フィルタリングダイアログ

モジュール機能を利用する場合、下図のようにモジュール列が生成されます。この時の転倒モーメントは“Noteモジュールによる転倒モーメント出力方法”に従って計算します。

 

Note モジュールによる転倒モーメント出力方法
1. τ : 上部モジュール(下部を除いたモジュール)ではそれぞれ独立的にτを適用し、下部モジュールでのτはモジュール1, モジュール2のうち大きい方を適用します。
2. 下部モジュールの屋根層に対する転倒モーメントは出力しません。

 

vrrs19.jpg

 

モジュール : モジュール定義で指定したモジュール名

荷重ケース : 単位荷重条件

: 層

レベル : 層のレベル(Elevation)

層高さ : 該当層の層高さ

角度1 : 荷重方向指定

Note1
静的荷重の場合には、荷重方向を角度で入力すると荷重方向の転倒モーメントを求めることができるが、応答スペクトル荷重の場合には荷重入力時に指定した角度での転倒モーメントが求めるため角度入力とは関係なくて一定な値が出力されます。

 

垂直材の転倒モーメント : 各度方向に生じる転倒モーメントに対する該当要素(骨組、壁)が分担する転倒モーメントの比率を示します。