長/短期荷重ケースの設定

 

 

荷重ケースを長期と短期用に区分して、さらに短期荷重ケースの場合はX, Y方向に区分します。

ここで、分類した長期/短期の荷重ケースは、後の断面算定時の要約結果に反映されて、要約設計では長期と短期の設計結果を区分して出力します。

Note 1

この機能は日本設計基準(Steel : AIJ-ASD02、RC : AIJ-WSD99、SRC : AIJ-SRC01)、Eurocode 2、3、IS:800-1984 でばかり活性化になります。

Note 2

この機能を使うためには、荷重組合せで日本設計基準(Steel : AIJ-ASD02、RC : AIJ-WSD99、SRC : AIJ-SRC01) 及びヨーロッパ基準(Eurocode 2、3)を選択しなければならないし、基準によって長短期を分離して設計を行います。

 

 

 

リボンメニュー : 設計 > 一般設計パラメータ > 長/短期荷重ケースの設定

ツリーメニュー : メニュー タブ > 設計 > 一般設計パラメータ > 長/短期荷重ケースの設定

 

 

 

日本基準を選択すると、次のダイアログボックスが表示されます。

 

vdg4.jpg

長/短期荷重ケースの設定ダイアログボックス

c.jpg長期

長期の荷重ケースをリスト表示します。荷重のタイプが固定荷重、積載荷重の場合、デフォルトで長期としてプログラム側が認識します。

タイプを変更したい場合は、long_shot_Buttoin2.jpg long_shot_Buttoin1.jpg ボタンを利用して、長期の荷重ケースを短期に、若しくは短期の荷重ケースを長期に変更することができます。
 

c.jpg短期 : X-方向

短期のX方向に加わる荷重ケースを登録します。荷重のタイプが固定荷重、積載荷重以外の場合、短期のリストボックスから該当する荷重ケースを選択して、long_shot_Buttoin2.jpg long_shot_Buttoin1.jpg ボタンを利用して、リストボックスに追加します。

 

c.jpg短期 : Y -方向

短期のY方向に加わる荷重ケースを登録します。荷重のタイプが固定荷重、積載荷重以外の場合、短期のリストボックスから該当する荷重ケースを選択して、long_shot_Buttoin2.jpg long_shot_Buttoin1.jpg ボタンを利用して、リストボックスに追加します。

c.jpg短期

デフォルトで固定荷重、積載荷重以外のすべての荷重ケースが表示されます。ここでの短期荷重ケースは雪荷重などのように水平荷重でない短期荷重を表します。ここで登録された短期荷重ケースの設計結果は、断面算定の要約結果のShort欄に表示されます。

荷重タイプを変更したい場合は、long_shot_Buttoin2.jpg long_shot_Buttoin1.jpg ボタンを利用します。

 

Eurocodeを選択すると、次のダイアログボックスが表示されます。

 

vdg12.jpg

長/短期荷重ケースの設定ダイアログボックス