曲げモーメント係数 (Cm)
軸力と曲げモーメントが同時に作用する梁-柱(Beam-Column)部材の組合わせ応力度に対する検定比、または曲げ耐力の計算時に必要な設計用曲げモーメントの割増係数に対する補正係数である曲げモーメント係数(Moment Factor)を入力します。（日本の許容応力度設計法では使用されません。）
Note
設計基準別Cmy、 Cmz算式区分
リボンメニュー ： 設計 > 一般設計パラメータ > 曲げモーメント係数(Cm)
ツリーメニュー ： メニュー タブ > 設計 > 一般設計パラメータ > 曲げモーメント係数(Cm)
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モデル画面で、部材を先に選択した後、次の内容を入力します。
値を入力/修正または削除する機能を選択します。 追加/変更 : 新規入力した値は追加され、既に入力した値がある場合には、変更します。 削除 : 既に入力されている値を削除します。その場合には、値を入力する必要はありません。
曲げモーメント係数を入力します。 Cmy 部材の強軸(y軸)に対して、曲げが発生する非支持区間の曲げモーメント係数(Note 1参照) Cmz 部材の弱軸(z軸)に対して、曲げが発生する非支持区間の曲げモーメント係数(Note 1参照) プログラム内で計算 この項目が選択された場合、曲げモーメント係数は、各部材軸に対してプログラム内部で自動計算された値を適用します。(Note 2を参照)
Note 1Cmy(Cmz)の値は0.4～1.0の間の値を入力します。値が入力されていない部材は部材の強軸及び弱軸に対して次の値を適用します。梁部材 : Cm = 1.0柱部材 : Cm = 0.85Note 2Cmの値をプログラム内部で自動計算する場合には、部材が圧縮力を受けて座屈を引き起こす(曲げ変位が発生する)区間の両端の曲げモーメントを適用して計算し、部材の強軸及び弱軸に対してそれぞれ計算します。Note 3同一の部材に曲げモーメント係数(Cm)が重複して入力された場合は、該当する部材に対して最後に入力された値を適用します。Note 4入力された曲げモーメント係数は、部材番号の順番で整理されたデータテーブルで確認することができます。またデータテーブル上でも追加/変更及び削除することができます。データテーブルの呼び出し方法は次の通りです。メインメニューから 設計 > 一般設計パラメータ > 一般設計パラメータテーブル> 曲げモーメント係数(Cm)...ツリーメニューの テーブルタブから設計テーブル > 一般設計 > 曲げモーメント係数(Cm) |
: 入力した値を選択された部材に対して適用します。
: ダイアログボックスを閉じます。