SRC梁断面の修正

 

 

鉄骨鉄筋コンクリートの柱部材の断面設計時に必要な断面データと配筋データを入力します。

 

 

 

リボンメニュー :  設計 > SRC設計パラメータ > SRC梁断面の修正

リボンメニュー : 2次設計 > 断面選定情報 > SRC > 梁

リーメニュー   メニュー タブ > 設計 > SRC設計パラメータ > SRC梁断面の修正

リーメニュー : 2次設計タブ > 断面選定情報 > SRC > 梁

 

 

 

vdss4.jpg

モデル画面で部材を先に選択した後、次の内容を入力します。

c.jpgオプション

値を追加/変更または削除する機能を選択します。

追加/変更 : 新規入力した値は追加され、既に入力した値がある場合には変更します。

削除 : 既に入力されている値を削除します。その場合には、値を入力する必要はありません。

c.jpg断面

断面設計を実行する鉄骨鉄筋コンクリート部材の断面番号

ID : 断面番号

SEL : 断面変更、再検討、結果出力のための部材選択

Note : キーボードのスペースキーで選択及び取り消しができます。

名称 : 断面名称

鉄筋 : 鉄筋配値状態の有無(In : 鉄筋が配筋された状態、- : 鉄筋が配筋されてない状態)

[すべて選択] : すべての梁部材の断面属性番号を選択します。

[全選択解除] : 選択された梁部材の断面属性番号を取り消します。

[...] : 部材の断面形態及び寸法を修正する場合に使います。

このボタンを押すと設計用断面の修正ダイアログが出ます。

c.jpg鉄骨断面

鉄骨鉄筋コンクリート部材の鉄骨の断面データを表示します。

H : 鉄骨断面の高さ(円形鋼管の場合:直径)

B(tw) : 鉄骨断面の幅(円形鋼管の場合:板厚)

tw : 鉄骨断面のウェブの板厚

tf1 : 鉄骨断面の上フランジの板厚

tf2 : 鉄骨断面の下フランジの板厚

Cw : 角形鋼管の場合のウェブの中心間隔(デフォルト : Cw = B-tw)

c.jpgRC断面

コンクリートの断面データを表示します。

Hc : コンクリートの断面せい(円形断面の場合:直径)

Bc : コンクリートの断面幅

c.jpg配筋

断面設計を行う鉄骨鉄筋コンクリートの配筋データを入力します。

[i-断面] : 梁部材のi節点鉄筋データを入力/修正します。

上端筋/下端筋 : 上部鉄筋データを入力します。

あばら筋の間隔 : せん断鉄筋の配筋間隔

本数 : せん断鉄筋の本数

[中央] : 梁部材のL/4、2L/4、3L/4位置での鉄筋データを入力します。

     [i-断面]と同じ方法で入力します。

[j-断面] : 梁部材のj節点鉄筋データを入力/修正します。

     [i-断面]と同じ方法で入力します。

スターラップ : せん断鉄筋の規格

dT : 断面上部に配筋される主鉄筋中心から断面上端部表面までの

  距離(かぶり厚さ)(Note 1 参照)

dB : 断面下部に配筋される主鉄筋中心から断面下端部表面までの

  距離(かぶり厚さ)(Note 1 参照)

 

Note 1
梁部材の上端及び下端に配筋された主鉄筋の被り厚さを入力し、上端又は下端主鉄筋に対する
かぶり厚さが入力されてない場合(dT=0, dB=0)は設計を行わない。

 

Note 2
強度検証を遂行しようとするSRC梁部材の各位置毎の鉄筋は、i節点、中央、j節点にすべて入力
する必要はなくて一つだけ入力しても強度検証をおこなうことができます。

i節点、j節点、中央の中で一つだけ鉄筋が入力されている場合

入力された鉄筋データをプログラムの内部ですべての位置の鉄筋データとして適用

i節点、j節点に入力されている場合

i節点の鉄筋データを中央位置に適用

i節点と中央に入力されている場合

i節点の鉄筋データをj節点に適用

中央、j節点に入力されている場合

j節点の鉄筋データをi節点に適用

 
Note 3
鉄骨及びコンクリートの断面サイズに対する値は、解析モデルの作成時に入力した断面サイズを
それぞれ適用してます。したがって解析モデルの作成時に入力した柱部材の断面形状も、長方
形(Rectangle)または円形(Circle)断面として入力されている必要があります。
( "設計用断面"を参照)
 
呼出 : メインメニューから 設計 > 設計用断面の修正...
 
Note 4
鉄骨内蔵型の鉄骨鉄筋コンクリート部材の場合にだけ使用し、鉄骨を覆うコンクリートの断面
サイズを表示します。鉄骨露出型の場合には表示されません。
 
Note 5
鉄骨内蔵型の鉄骨鉄筋コンクリート部材の場合にだけ配筋データを入力することができます。
鉄骨露出型の場合には入力しません。
 
Note 6
鉄骨鉄筋コンクリート部材の主筋の位置を入力します。入力されていない場合(do = 0)には、
Hc/10とBc/10と2.5インチ(6.35cm)の内の最大値、かつ3インチ(7.62cm)を超えない値を適用します。
 
Note 7
鉄骨鉄筋コンクリート部材に対する断面設計を行うためには、配筋データが必ず必要であり、
主筋の全本数は必ず4の倍数で入力します。
 
Note 8
同一の鉄骨鉄筋コンクリート部材に配筋データが重複して入力された場合は、該当する鉄骨鉄筋
コンクリート部材に対して最後に入力した値を適用します。
 
Note 9
プログラムに内臓されたすべてのSRC断面に対して主鉄筋と鉄骨の純間隔をプログラムで
自動考慮してSRC断面に埋立される鉄骨の最大寸法を決定します。
この機能はSRC Code Checking>Changeでコンクリート断面に鉄筋が使われた断面形状
(RBO, RBC, RPO, RPC, CBO, CBC, CPO, CPC, RHB, CHB)である場合に適用されます。
 
Note 10
入力された配筋データが断面番号の順序で整理されたデータテーブルで確認することができます。
またデータテーブル上でも追加/変更及び削除することができます。
 
データテーブルの呼び出し方法は次の通りです。
メインメニューから 設計 > SRC設計パラメータ > SRC設計テーブル > SRC断面の修正
ツリーメニューの テーブルタブから 設計テーブル >  SRC設計 > SRC断面の修正