モデル画面で部材を先に選択した後、次の内容を入力します。
オプション
値を追加/変更または削除する機能を選択します。
追加/変更 : 新規入力した値は追加され、既に入力した値がある場合には変更します。
削除 : 既に入力されている値を削除します。その場合には、値を入力する必要はありません。
断面
断面設計を実行する鉄骨鉄筋コンクリート部材の断面番号
ID
: 断面番号
SEL
: 断面変更、再検討、結果出力のための部材選択
Note
: キーボードのスペースキーで選択及び取り消しができます。
名称
: 断面名称
鉄筋
: 鉄筋配値状態の有無
(In
: 鉄筋が配筋された状態、- : 鉄筋が配筋されてない状態)
[すべて選択] : すべての梁部材の断面属性番号を選択します。
[全選択解除] : 選択された梁部材の断面属性番号を取り消します。
[...] : 部材の断面形態及び寸法を修正する場合に使います。このボタンを押すと
設計用断面の修正ダイアログが出ます。
鉄骨断面
鉄骨鉄筋コンクリート部材の鉄骨の断面データを表示します。
H
: 鉄骨断面の高さ(円形鋼管の場合:直径)
B(tw)
: 鉄骨断面の幅(円形鋼管の場合:板厚)
tw
: 鉄骨断面のウェブの板厚
tf1 : 鉄骨断面の上フランジの板厚
tf2 : 鉄骨断面の下フランジの板厚
Cw : 角形鋼管の場合のウェブの中心間隔(デフォルト
: Cw = B-tw)
コンクリートの断面データを表示します。
Hc : コンクリートの断面せい(円形断面の場合:直径)
Bc : コンクリートの断面幅
材料
部材材質を表します。
標準材料
: 換算断面性能を計算するための基準材質を表します。
配筋 (Note 3
参照)
断面設計を行う鉄骨鉄筋コンクリートの配筋データを入力します。
鉄筋間隔の自動計算 : 主鉄筋間隔をプログラムで自動計算するか、直接入力
するかを選択する項目で、この項目がチェックされた場合は主鉄筋の配筋間隔を
プログラムで自動計算して適用し、チェックされてない場合は下の主鉄筋配筋
間隔を直接入力しなければなりません。
主筋 : 主鉄筋の本数と標準規格を入力します。
横列の主筋の本数 : SRC断面に配筋される主鉄筋の横配列数
鉄筋中心までの距離(do)
: 配筋された主鉄筋の中心からコンクリート断面表面までの
距離(かぶり厚さ)(Note 4
参照)
せん断補強筋
せん断鉄筋データを入力します。(AIJ-SRC01,
JGJ138-01のみ適用)
Note
1
鉄骨及びコンクリートの断面サイズに対する値は、解析モデルの作成時に入力した断面サイズを
それぞれ適用してます。したがって解析モデルの作成時に入力した柱部材の断面形状も、長方形
(Rectangle)または円形(Circle)断面として入力されている必要があります。
Note 2
鉄骨内蔵型の鉄骨鉄筋コンクリート部材の場合にだけ使用し、鉄骨を覆うコンクリートの断面サイズを
表示します。鉄骨露出型の場合には表示されません。
Note
3
鉄骨内蔵型の鉄骨鉄筋コンクリート部材の場合にだけ配筋データを入力することができます。
鉄骨露出型の場合には入力しません。
Note
4
SRC部材の主鉄筋の被り厚さを入力し、主鉄筋に対するかぶり厚さが入力されてない場合(do=0)は
プログラム内部で次のように計算します。
do = MAX (Hc/10, Bc/10, 2.5)
in ? 3 in
Note 5
鉄骨鉄筋コンクリート部材に対する断面設計を行うためには、配筋データが必ず必要であり、主筋の
全本数は必ず4の倍数で入力します。
Note
6
同一の鉄骨鉄筋コンクリート部材に配筋データが重複して入力された場合は、該当する鉄骨鉄筋
コンクリート部材に対して最後に入力した値を適用します。
Note
7
プログラムに内臓されたすべてのSRC断面に対して主鉄筋と鉄骨の純間隔をプログラムで自動考慮
してSRC断面に埋立される鉄骨の最大寸法を決定します。この機能はSRC
Code Checking>Changeで
コンクリート断面に鉄筋が使われた断面形状(RBO,
RBC, RPO, RPC, CBO, CBC, CPO, CPC, RHB
,
CHB)である場合に適用されます。
Note
8
入力された配筋データが断面番号の順序で整理されたデータテーブルで確認することができます。
またデータテーブル上でも追加/変更及び削除することができます。
データテーブルの呼び出し方法は次の通りです。
メインメニューから 設計 > SRC設計パラメータ
> SRC設計テーブル > SRC断面の修正
ツリーメニューの テーブルタブから 設計テーブル >
SRC設計 > SRC断面の修正 |