延性率 (D/D2)

 

 

解析後、定義されたヒンジタイプに対するステップ別変位比(全体変位/2次降伏変位)をテーブル形式で見せてくれます。

テーブルツールは、多様な各種機能を内蔵しており、詳しい使い方は、テーブルツールの使用方法の使い方を参照してください。

 

 

 

リボンメニュー : 増分解析 > テーブル > ヒンジ結果 > 延性率(D/D2)

ツリーメニュー : テーブルタブ > 設計テーブル > 静的増分解析 > 延性率(D/D2)

 

 

 

解析後、延性率(D/D2)機能を実行すれば、フィルタリングダイアログが呼出され、ここで静的増分荷重ケース及び静的増分荷重ステップを選択し、OKボタンをクリックします。

 

1. 梁タイプ

Ductility_Factor(D/D2).gif

 

要素 : 要素番号

タイプ : ヒンジ定義タイプ(M-Theta または M-Phi)

ヒンジ位置 : ヒンジ属性が与えられた要素位置

静的荷重ヒンジプロパティ : ヒンジ属性の生成時に与えられた名称

荷重 : 荷重条件

Dx、Dy、Dz、Rx、Ry、Rz : 成分別延性比

D/D1 : 延性比(全体変位/2次降伏変位)

ステップ : フィルタリングダイアログで指定したステップ

Note

成分別にヒンジが発生したステップは、非線形ヒンジ属性を定義するとき、非線形特性を与えた成分に対する結果のみ出力します。よって、効率的にヒンジ発生ステップを確認するためにはヒンジ種類別に確認することが効率的な方法です。

 

2. 壁タイプ

Ductility_Factor(D/D2)_2.gif

 

要素 : 要素番号

壁 ID : 壁要素のID番号

タイプ : ヒンジ定義タイプ(M-Theta または M-Phi)

ヒンジ位置 : ヒンジ属性が与えられた要素位置

静的荷重ヒンジプロパティ : ヒンジ属性の生成時に与えられた名称

荷重 : 荷重条件

Dx、Dy、Dz、Rx、Ry、Rz : 成分別延性比

D/D2 : 延性比(全体変位/2次降伏変位)

ステップ : フィルタリングダイアログで指定したステップ

Note

成分別にヒンジが発生したステップは、非線形ヒンジ属性を定義するとき、非線形特性を与えた成分に対する結果のみ出力します。よって、効率的にヒンジ発生ステップを確認するためにはヒンジ種類別に確認することが効率的な方法です。

 

3. トラスタイプ  

Ductility_Factor(D/D2)_3.gif

 

要素 : 要素番号

荷重 : 荷重条件

Dx : 成分別延性比(軸方向変位比)

D/D2 : 延性比(全体変位/2次降伏変位)

ステップ : フィルタリングダイアログで指定したステップ

Note

トラス要素の場合、成分別ヒンジは軸方向のみ存在するので、Dx値を表示します。

 

4. バネタイプ

Ductility_Factor(D/D2)_4.gif

 

汎用リンク要素 : 属性名(=特性値)、節点1、節点2(=スプリング要素生成の時、繋がれた二つの節点)

荷重 : 荷重条件

Dx、Dy、Dz、Rx、Ry、Rz : 成分別発生変位

D/D2 : 延性比(全体変位/2次降伏変位)

ステップ : フィルタリングダイアログで指定したステップ

Note

成分別にヒンジが発生したステップは、非線形ヒンジ属性を定義するとき、非線形特性を与えた成分に対する結果のみ出力します。よって、効率的にヒンジ発生ステップを確認するためにはヒンジ種類別に確認することが効率的な方法です。