
<耐力情報-ひび割れのダイアログボックス>
ひび割れ考慮
梁と柱の曲げ(軸)ひび割れを考慮する場合はチェックします。
Mc算定
Mc算定式の係数 : 係数を入力します。 ここで、係数の単位は(N/mm^2)です。
√σB
: 係数が正値の場合に選択します。
σB
: 係数が負値の場合に選択します。
Note
RC梁の曲げひび割れモーメントMc
の式は次のようになります。
Mc
= cσt・Ze
ここで、cσt
: コンクリートの見掛けの引張強度(N/mm^2)
Ze : 鉄筋の効果を考慮したひび割れ時の断面係数(mm^3)
RC規準でcσtの平均値は0.56だと表しています。
cσt
= 0.56 √(σB)
ここで、
σBはコンクリートの圧縮強度(N/mm^2)
降伏時の曲げ剛性低減率の選定式
梁と柱に適用する降伏時の曲げ剛性低下率を以下の二つの条件から指定します。
- a/Dを用いた<方法-1>又は<方法-2式を使用
- <方法-1>式を使用
ここで、
方法-1 : αy = {0.043+1.64・n・Pt+0.043(a/D)+0.33η}・(d/D)^2 (a/D≧2)
方法-2 : αy = {-0.0836+0.159・a/D+0.169η}・(d/D)^2 (a/D<2)
梁の場合は、η=0を適用します。 |