温度(節点/要素温度)
▒ 概要
熱応力解析のために節点、または要素に最終温度を入力します。温度荷重は温度差によるひずみを誘発する荷重で全体節点には"解析設定"で設定された初期温度が指定されてあります。節点温度を入力すると、要素で初期温度との差による荷重が計算され、変位拘束がされてない状態で温度荷重は応力を誘発しません。要素温度荷重は節点温度荷重と類似です。ただし、要素に指定することで選択された要素に対して均一な温度を設定するため、その要素と連結された全ての節点に節点温度荷重を入力することと同一な効果が得られます。
▒ 手法
節点、または要素を選択して温度の大きさを入力します。対象形状を幾何形状に選択した場合、該当の幾何形状は必ず要素を作成する際、使用された形状でなければなりません。つまり、選択された形状に含まれるすべての節点に入力された大きさの最終温度が定義され、初期温度との差による荷重を計算します。温度を直接入力したり、関数を適用して全体座標基準による温度変化が描写できます。関数を適用する場合、入力された数値は関数値とかけられて適用されます。