ユーザー提供材料はユーザーからみたプログラムのPre/Postを利用しながらユーザーが直接開発した材料モデルを使用する時に利用されます。
この時、ユーザー提供材料で収束された応力と接線の傾きを算定するためには積分点での全応力、内部変数、ひずみとひずみ増分が基本的に提供されます。非線形弾性材料と非線形弾塑性材料がユーザー提供材料で適用され、支援する要素は平面ひずみ、軸対称、ソリッド要素が該当します。関数の使用と制限およびユーザー提供材料の使用のための詳細事項は付録で添付された"User Supplied Subroutine"マニュアルを参考にして下さい。

[ユーザー提供材料ライブラリ
ユーザーが開発したユーザー提供材料のDLLファイルの経路をWindowsエクスプローラで選択します。
入力パラメータ
ユーザーが材料の定義に必要なパラメータを入力します。例えば、弾性係数、ポアソン比等のようにユーザーが開発した材料に必要な材料物性を入力します。
内部状態パラメータ数
次の反復計算で必要なパラメータを保存するスペースです。この時、基本的に実数型パラメータを保存するに利用されて例えば、塑性ひずみのような実数型パラメータを主に保存します。
内部整数型パラメータ数
内部状態パラメータは主に実数型を保存したとすると、内部整数型パラメータは整数型変数を主に保存します。例えば、塑性状態因子のような整数型変数を保存します。
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