グループ減衰に基づいたモード別の減衰定数

 

 

グループ減衰(Group Damping)で入力した値を用いて構造物のモード別の減衰定数(damping ratio)をグラフで出力します。

※この機能はグループ減衰のうち、エネルギー比例型を設定した場合、それぞれ異なる減衰値の

設定をした場合でも、構造体の全体への減衰値を算出できる機能です。

 

 

 

ボンメニュー : 結果 > モード形状 > モード減衰比

 

 

 

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c.jpg 質量と剛性係数の計算

構造物の質量と剛性に比例する減衰マトリックスを算定することができます。ユーザーの選択によって質量比例型減衰、剛性比例型減衰あるいは質量及び剛性比例型減衰(レーリー減衰と称する)を適用することができます。

モード1、モード2:質量比例型減衰と剛性比例型減衰の減衰定数を算定するために入力する2つのモードを選択します。

Modal_Damping_Ratio_Button1.jpg :選択されたモードに基づいて質量比例型減衰の減衰定数(α)と剛性比例型減衰の減衰定数(β)を計算します。

 

Modal_Damping_Ratio_Button2.jpg :X軸とY軸の最小/最大値を指定してグラフの出力領域を変更します。

 

vr24.jpg

X 最小:X軸の最小値を指定します。

X 最大:X軸の最大値を指定します。

Y 最小:Y軸の最小値を指定します。

Y 最大:Y軸の最大値を指定します。

 

Modal_Damping_Ratio_Button3.jpg :計算されたα、βを用いてレーリー減衰グラフを出力します。