解析ケース |
|||
|
|
|
|
機能 |
解析タイプ別に解析ケースを作成します。解析を実行するためには解析ケースを作成しなければなりません。一つの解析ケースにつき一つの解析が可能です。プロジェクトに多数のメッシュセット及び荷重・境界条件が存在しても、解析ケースで使用するメッシュセット、使用する荷重・境界条件を指定しなければ解析に考慮されません。
|
||
|
|
||
呼出 |
<メインメニュー> 解析 > 解析ケース... |
||
![]() |
|
|
|
<解析ケースダイアログボックス>
作成 解析タイプ別に解析ケースのデータを作成します。
修正 既存の解析ケースを修正します。リストから該当の解析ケースを選択してデータを編集します。
コピー 既存の解析ケースをコピーします。リストから該当の解析ケースを選択してデータをコピーします。
削除 既存の解析ケースを削除します。リストから該当の解析ケースを選択してデータを削除します。
<解析ケースの作成/編集ダイアログボックス>
名称 解析ケースの名称を入力します。入力した解析ケースの名称は解析結果ファイル名に含まれます。
説明 解析ケースに対する説明を入力します。解析条件のメモとして利用すると便利です。
解析タイプ 解析タイプを指定します。
整列 全セット/アクティブセット/サブケースのリストにあるデータを整列します。「作成」の場合、データの作成順に整列し、「名称」の場合、名前順に整列します。
解析制御 数値計算上の詳細な設定をします。制御内容は解析ケース別に異なります。
<解析制御ダイアログボックス-一般タブ> ■ 一般タブ
モデルパラメータ
自由節点の自動拘束 自由節点を自動的に拘束します。
剛性対角成分の最大/最小の最小比 剛性マトリックスの対角項の比率の最小許容値を定義します。
シェル面内回転自由度を拘束する追加剛性 シェル要素の面内回転自由度に対する回転剛性を入力します。
剛性対角成分のスケールの最小比 剛性マトリックスの対角項のスケール比の最小許容値を定義します。
Singularエラーを防ぐためにダミーバネを設定 特異性エラーが発生した場合、自動でダミーのバネを設けて、剛性を変更します。
ダミーバネの定数 特異性エラーの出るところをダミーバネで設ける場合、そのバネ定数を定義します。
質量パラメータ
節点重量を生成 節点質量(重量)の特性値計算を入力します。 全体質量のスケール係数 全体の質量マトリックスのスケーリング係数を入力します。
接触パラメータ
接触時に2D要素の厚さを考慮する 接触時に2D要素の厚さを考慮するかを選択します。
<解析制御ダイアログボックス-接触タブ>
線形接触解析を遂行する場合選択します。各変数に対する詳しい説明は接触パラメータを参照してください。
面接触の自動生成
接触タイプ
溶接タイプ接触 マスター側とスレーブ側が初期状態からくっ付いていて、解析中にも2つの面が分離されることを許容しません。一般に、2つの面がくっ付いているが、マスター/スレーブの境界面で節点が共有していない場合に使用ます。 このタイプでは、要素が密な方、または相対的に剛性が小さい方をスレーブに設定し、そうでない方をマスターに設定する必要があります。設定を反対にすると、マスター面がスレーブ面を貫通する可能性があります。
2方向すべり接触 接触面でのすべりだけを考慮します。 引張、圧縮では溶接タイプ接触と類似な挙動をします。
一般接触(単一面) 自己接触で一般的な接触をする場合に使用します。接触面の法線方向と水平方向で接触判定を行います。 線形解析では使用できません。
すべりなし接触(単一面) 自己接触で接触面のすべりを許容しない場合に使用します。したがって、接触のあと、接触体が跳ね返るようになります。 引張、圧縮では一般接触と類似な挙動をします。一般接触と同様に、線形解析では使用できません。
対象メッシュセット 接触ペアを定義する対象をメッシュ単位で定義します。マスター側とスレーブ側の判断はプログラムが自動で行います。 未選択のメッシュセットのリストから、接触を考慮する対象のメッシュセットを
法線方向の剛性増減係数 接触面の垂直方向のバネ剛性の係数を入力します。基本設定値を使用することをお勧めします。
接線方向の剛性増減係数 接触面の接線方向のバネ剛性の係数を入力します。基本設定値を使用することをお勧めします。
貫入量許容のための公差 初期接触を判定するための係数を指定します。一番長い要素面の長さに係数を掛けて接触判定を行います。 接触タイプが溶接、2方向すべりの場合、マスター面とスレーブ面の最短距離が指定した貫入量より小さい場合、接触したと判断します。 接触タイプが一般、すべり無しの場合、スレーブ面とマスター面の法線方向距離が指定した貫入量より小さい場合、接触したと判断します。
非線形静的解析
摩擦係数 静止摩擦係数を定義します。 スレーブ側の節点位置を調整することで初期貫入量を無くす 解析を行う前の初期状態で、要素間で節点が貫入されている場合、スレーブ側の節点位置を調整して初期貫入量を無くします。
幾何非線形を考慮しない非線形静的解析
接触ペアの最大探索距離 接触判定を行う対象(=接触ペア)を制限します。全ての要素間で接触判定を行うと、とても大きい接触ペアができ、解析時間やメモリが多く必要になります。値を入力しますと、マスター面とスレーブ面の最短距離がここで指定した距離内にあるものだけを対象に接触判定を行います。
非線形の陽解法解析
接触ペアの更新する頻度(ステップ毎) 定義したステップ毎に接触ペアを更新します。自己接触や変形が大きくなる解析の場合(幾何非線形解析)など、最初に接触ペアの範囲を決めることが難しい場合に有用です。
出力制御 結果を出力するメッシュセットと出力タイプを指定します。
<結果データの出力制御>
すべてのアクティブ・メッシュに対して結果を出力 アクティブされたすべてのメッシュセットに対して結果を出力します。特定メッシュセットの結果だけを出力する場合はチェックオフした後、それぞれのオプションの
<メッシュセットダイアログボックス> 節点結果 節点結果を出力します。出力する結果にチェックします。
要素結果 要素結果を出力します。出力する結果にチェックします。
要素結果の基準座標系 要素結果の基準座標系を指定します。GCS座標系、材料座標系、要素座標系、そして選択した座標系を選択して、特定座標系を選択することも出来ます。
結果ファイルのフォーマット midas NFXの結果ファイルのフォーマットタイプを指定します。バイナリ形式(*.nxfp)がデフォルトで、追加でテキスト形式の結果ファイル(*.out)を出力することができます。
結果値の精度 結果ファイルの出力形式を選択します。単精度(4byte)または倍精度(8byte)を選択する事が出来ます。
解析モデル 解析で使用する要素、境界、荷重を指定します。すべてセット単位で追加/除去が出来ます。
<解析モデル> 全セット 使用可能な要素、境界条件、荷重条件、接触条件が表示されます。
アクティブセット 該当の解析ケースで使用する要素を、全セットからドラッグして移動します。デフォルトでは、すべての要素がアクティブセットに登録されます。
サブケースの定義 サブケース別に使用する荷重、境界条件、接触条件を、全セットからドラックして移動します。
<サブケースの定義> 新しいサブケースを作成します。先にこのボタンをクリックしてサブケースを作成した後、サブケースの内容を定義します。
該当のサブケースを削除します。
各荷重に対する荷重増減係数を定義します。アクティブされた荷重だけに係数を定義することができます。
<荷重増減係数>
サブケースの解析制御 サブケース別に各解析に対するオプションを定義することができます。
<サブケースの解析制御> ■ 一般タブ
温度フィールド
初期温度 構造物が持つ初期温度を入力します。 材料温度 構造物が持つ材料温度を入力します。
■ 接触タブ メインの解析制御と同様です。 |
|||
|
|
|
|