断面 - テーパー断面

 

 

線要素(トラス要素、引張専用要素、圧縮専用要素、ケーブル要素、ギャップ要素、フック要素、梁要素)の断面性能を入力します。

テーパー断面タブでは、同一形状の断面によるテーパー 断面を定義するために、線要素の両端部の断面性能をそれぞれ入力します。

 

 

 

リボンメニュー : モデル > 材料 & 断面 > 断面 > 断面

リボンメニュー : 2次設計 > 断面/厚さ > 梁/柱/ブレース

ツリーメニュー : メニュータブ > モデリング > 材料 & 断面 > 断面

リーメニュー : 2次設計タブ > 断面/厚さ > 梁/柱/ブレース

 

 

vmp23.jpg

断面-テーパー断面ダイアログボックス

 

■ 断面形状リスト

使用するテーパー断面の断面形状を指定します。

値入力 : 断面性能をユーザーが直接入力する場合に指定します。

      断面- IとJの位置における断面寸法をそれぞれ入力し、「断面性能の計算」 をクリックします。

      自動計算された断面性能を修正したり、断面寸法を入力せずに直接断面性能を入力することもできます。

ユーザー : 標準化された断面に必要な寸法を入力して断面を定義する場合に指定します。

規格 : 国別の規格から使用する断面を選択する場合に指定します。

    右側の規格リストから規格を選択します。

JIS2K : 日本工業規格 2000

JIS : 日本工業規格

    AISC10(US) : American Institute of Steel Construction, 2010 (US Unit : lb、in)

      AISC10(SI) : American Institute of Steel Construction, 2010 (SI Unit : kN、m)

    AISC05(US) : American Institute of Steel Construction, 2005 (US Unit : lb、in)

       AISC05(SI) : American Institute of Steel Construction, 2005 (SI Unit : kN、m)

AISC2K(US) : American Institute of Steel Construction, 2000 (US Unit : lb, in)

AISC2K(SI) : American Institute of Steel Construction, 2000 (SI Unit : kN, m)

AISC : American Institute of Steel Construction

CISC02(US) : Canadian Institute of Steel Construction (US Unit : lb, in)

CISC02(SI) : Canadian Institute of Steel Construction (SI Unit : kN, m)

BS : British Standard

BS4 - 93 : British Standard / BS 4-1 : 1993

DIN : Deutches Institut fur Normung e.v

    UNI: Italian National Standard

    GOST: Russian National Standard

    STO_ASChM: Russian National Standard

GB-YB : Guojia Biao Zhun-Yejin Bu Biao Zhun

GB-YB05 : Guojia Biao Zhun-Yejin Bu Biao Zhun(2005)

KS : 韓国工業規格

Pacific(SI) : Bentley Pacific Standards (SI Unit : kN, m)

    IS : Indian Standards

    IS808 : Indian Standards (Angle, Channel, H-Section)

    IS1161: Indian Standards (Pipe)

CNS91 : Taiwan Standards

 

■ I-端断面, J-端断面

 テーパー断面を定義するために要素の始点であるI端部と終点であるJ端部に対して、それぞれの断面の名前を直接入力するか、

または断面リストから断面を選択します。

断面の名前を直接入力する場合には、それぞれの規格による名前の表記方法に合わせる必要があります。

例) JIS : H 400X200X8/13, AISC : W36X280, CISC : HP310x110, BS : UB 406x178x54, DIN : HD400x288

Iyyの変化: 要素座標系のy軸まわりの断面2次モーメントについて、要素の長さ方向の変化則を指定します。

Izzの変化:要素座標系のz軸まわりの断面2次モーメントについて、要素の長さ方向の変化則を指定します。

1次 : 要素座標系のx軸に沿って1次的(線形的)に変化する場合

2次 : 要素座標系のx軸に沿って2次的 (放物線的)に変化する場合

3次 : 要素座標系のx軸に沿って3次的 に変化する場合

 

Note
テーパー断面部材の両端の断面寸法が入力されると、各断面性能は部材の長さ方向に沿ってI端部からJ端部まで一定則で
変化します。この時、断面積と有効せん断面積、及びねじり係数は、要素座標系のx軸についてI端部からJ端部まで1次的に
変化するものとして計算されます。断面の強軸、弱軸方向の断面2次モーメントに対してのみ、ユーザーの指定に従って1次的、
2次的及び3次的に変化させて計算されます。
 
例えば、下図の場合、Iyyの変化とIzzの変化は次の通りです。
 
長方形断面の強軸、弱軸の断面2次モーメント<下図を参照>

image002.jpg

image004.jpg

断面の幅(B)が一定で、高さ(H)だけが変化する場合の強軸に対する断面2次モーメントは3次的、弱軸に対する断面2次モー
メントは1次的に変化するので、Iyy の変化 = '3次', Izzの変化= '1次'となります。

 

H形鋼断面の強軸、弱軸の断面2次モーメント<下図を参照>

image006.jpg

image008.jpg

フランジ幅(B)が一定で高さ(H)だけが変化する場合の強軸に対する断面2次モーメントは上式の1項目と2項目を無視すれば、
概ね2次的に変化すると考えることができます。また弱軸に対する断面2次モーメントは、概ね1次的に変化すると仮定できます。
したがって、Iyyの変化 = '2次', Izzの変化 = '1次'と指定するのが妥当です。
一方、高さ(H)が一定で幅(B)だけが変化する場合の強軸に対する断面2次モーメントは、概ね1次的に変化し、弱軸に対しては
概ね3次的に変化するので、Iyyの変化= '1次'、Izzの変化= '3次'と指定するのが妥当です。

01.jpg

テーパー断面部材の断面性能の入力