テーパー断面グループ
テーパー断面のグループを定義します。
グループ名 : テーパー断面のグループ名
要素リスト : テーパー断面に属する要素の番号
Note
選択機能を使用する場合、画面で選択された要素の番号が、要素リストに自動
入力されます。ただし、同時に選択する要素は、同じ断面でなければなりません。
断面形状の変化
要素座標系の軸方向別に、断面形状の変化を定義します。
z-軸(y-軸) :要素座標系z(y)軸方向の断面寸法変化
線形 : 直線にしたがって線形に変化
指数 : 右側の入力ボックスで、曲線を定義する関数の次数を変更することができます。
対称平面 : 断面の外郭形状が、2次曲線を成す場合、曲線の接線が要素座標系の
x軸と平行になる位置を入力します。
基準点 : 対称面を定義するための基準点
距離 : 基準点から対称面までの要素座標系x軸方向の距離
Note
断面の形状が2次曲線を成す場合、曲線を定義するためには、曲線上の3つの点の
位置情報が必要です。テーパー断面の断面データ(Section Property)の断面-iと
断面-jによって、二つの点が自動計算されます。最後の点は、対称平面の位置を
定義して設定します。定義しようとするテーパー断面が長さ方向に対称であると
仮定すれば対称面で曲線の接線は、要素座標系x軸と平行になり、要素の断面
とは垂直になります。

(a) 対称面がi端の場合
(b) 対称面が j 端の場合
対称平面の適用
ボタンをクリックすると、定義したテーパー断面のグループがリストに追加
されます。リストから入力内容を修正するには、 を、削除するには
ボタンをクリックします。

テーパー断面に変換すると、要素の分割状態によって、自動計算された断面データが
それぞれの要素に割当てられます。これら自動生成されるテーパー断面データは、開
始の断面番号を入力すると、その番号から自動的に割り振られます。
テーパー断面の断面情報が断面データに変換されると、変換されたテーパー断面の
グループは自動削除されます。
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