解析オプション

 

 

静的解析の方法と解析に使うメモリー(RAM)の大きさを指定します。

 

 

 

リボンメニュー : 解析 > 解析実行 > オプション

 

 

 

解析オプションダイアログボックス

静的解析手法

静的解析を行う方法を選択します。

構造物の規模や大きさにより、適切な解析方法を選択することで効率的な解析を実行することができます。

Skyline

構造解析プログラムで、最も多く使われる解析手法です。

解析種類や解析モデルの規模及びシステムの仕様に関わらず、あらゆる場合に適用できます。

Multi Frontal Sparse Gaussian Solver

高性能多重プロント技法と演算回数を最小化するための最適のプロント分割アルゴリズムを使って

線形連立方程式解法を画期的に向上させた解析技法です。特に節点数が多く、解析自由度が

多い構造である場合に3~5倍程度の解析速度の向上させることができるので、板要素やソリッド要

素を使った詳細解析に適合した解析技法だと言えます。また線形座屈解析時にも適用することが

できるし、解析速度を短くすることもできます。

Note
線形座屈解析時にMulti Frontal Sparse Gaussian Solverを利用すると解析時間を大幅に短縮することができます。

マルチプロセッサー

プロセッサ数 : CPUの数を入力します。

Note
CPUが2つの場合、Frontal Solverの解析時間は約 30~40 %位減少効果が得られます。

解析で使用する保存容量

システムが内蔵するメモリーから、一部のみを使用して解析を実行する場合に入力します。

自動を選択した場合には、プログラム内部でメモリーを把握して適切なメモリーを使い解析を行います。