免震制振装置

 

 

時刻歴応答解析の結果をグラフに出力します。スマートグラフ機能を用いて免震制振装置の結果を確認します。

既存のグラフに比べて、より簡単な操作で結果を確認でき結果閲覧の便宜機能が搭載されています。

 

 

 

リボンメニュー : 結果>時刻歴応答解析結果 >時刻歴応答解析スマートグラフ>免震制振装置

 

※[免震制振装置結果]の場合、時刻歴荷重ケースが下記のように設定された場合のみ活性化になります。

 

 

解析形式: 非線形

解析方法: 直接積分法 or 静的解析

 

 

 

時刻歴応答解析スマートグラフ(免震制振装置)ダイアログボックス

 

 

 

 

 

汎用リンク選択

 

名称 : グラフ関数の名称は下記のルールで自動的に与えられます。

 

ex) SOIL_G1_Hyst(S+D)_Fx-Dx_NT1

 

"SOIL": 要素タイプⅡ-粘性/オイルダンパー

"G1": 汎用リンク番号要素1

"Hyst(S+D)": 要素-変形(バネ+ダッシュポット)

"Fx-Dx": グラフ結果成分

"NT1": 時刻歴解析荷重ケース番号

 

免震制振装置リスト

モデルに割り当てられたすべての免震制振装置リストがリストに出力されます。

同様なタイプの場合、複数選択可能です。

 

選択された汎用リンク表示

モデルビュー上、汎用リンクが設定された節点を選択します。

※両端節点をすべて選択する必要があります。

"選択された汎用リンク表示"ボタンをクリックします。

 

グラフ関数の名称一覧

 

 

 

 

 

 

結果形式(上記の表参照)

免震制振装置タイプによって、選択可能な結果形式の範囲が異なります。

また、結果形式によって、活性化されるサブ結果形式も異なります。

 

例1) 粘性/オイルダンパー

結果形式

サブ結果形式(活性化)

[応力-変形]

[バネ+ダッシュポット]、[バネ]

[応力-速度]

[ダッシュポット]

[応力]

[バネ+ダッシュポット]、[バネ]、[ダッシュポット]

[変形]

[バネ+ダッシュポット]、[バネ]

[速度]

[ダッシュポット]

[エネルギー]

[バネ+ダッシュポット]、[バネ]、[ダッシュポット]

 

例2) 粘弾性ダンパー

結果形式

サブ結果形式(活性化)

[応力-変形]

[全体]、[Voigt型バネ]、[Maxwell型バネ]

[応力-速度]

[Voigt型ダッシュポット]、[Maxwell型ダッシュポット]

[応力]

[全体]、[Voigt型バネ]、[Maxwell型バネ]、[Voigt型ダッシュポット]、
[Maxwell型ダッシュポット]

[変形]

[全体]、[Voigt型バネ]、[Maxwell型バネ]

[速度]

[Voigt型ダッシュポット]、[Maxwell型ダッシュポット]

[エネルギー]

[全体]、[Voigt型バネ]、[Maxwell型バネ]、[Voigt型ダッシュポット]、
[Maxwell型ダッシュポット]

 

 

時刻歴解析荷重ケース : 入力された時刻歴応答解析荷重ケースの中で荷重ケースを選択します。

 

追加/修正/削除

・設定された汎用リンク/結果形式/位置/成分/荷重ケースの情報でグラフ関数をリストに、追加します。

・グラフ関数を修正する場合、グラフ関数リストから特定の項目をチェックオンして、修正をクリックします。

・グラフ関数を削除する場合、グラフ関数リストから特定の項目をチェックオンして、削除をクリックします。

 

グラフ(下記の図参照)

グラフ関数リストから特定のグラフ関数の項目をチェックオンして、[グラフ]ボタンをクリックすると、グラフが出力されます。

※結果形式が同様なグラフ関数は、複数選択して同時表記も可能です。

 

 

表示オプション(下記の図参照)

各チェックボックスのオン・オフを選択して、グラフボタンをクリックすると、グラフに適用されます。

テーブル : 右図のように、グラフ関数結果をテーブル形式で出力します。

マーカー表記 : グラフにステップごとのマーカー表記で出力します。

陰線グラフ表示 : アニメーション機能を使用する際に、全ステップのグラフを陰線で出力します。

 

グラフ/アニメーション(下記の図参照)

アニメーション機能で特定の区間での結果、ループ挙動などを確認します。(テーブル結果と連動し確認できます。)

スタート/エンド : アニメーションで確認するスタートステップやエンドステップを指定します。

増分 : 増分ステップを指定し、再生速度を調整します。