荷重ケースの非線形寄与度

 

 

非線形要素を使用したために荷重組合せ条件を一つの荷重ケースで指定した場合、水平荷重ケースだけによる結果が必要な場合に使用します。

例えば、柱、梁部材のせん断設計で、設計せん断力を求めるために割増する水平荷重を算出する場合などに使用します。

水平荷重による結果の算出は、全体の結果から鉛直荷重ケースによる結果を引いて算出します。

 

 

 

リボンメニュー : 設計 > 一般設計パラメータ > 荷重ケースの非線形寄与度

ツリーメニュー : メニュー タブ > 設計 > 一般設計パラメータ > 荷重ケースの非線形寄与度

 

 

 

荷重ケースの非線形寄与度ダイアログボックス

名称

荷重 > 荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成 で定義した荷重ケース名が表示されます。

"荷重ケースの非線形寄与度 "ダイアログボックスを開きますと、荷重組合わせ条件から作成した荷重ケースが自動登録されます。

 

DL(ST)、LL(ST)、EX(ST)

荷重組合わせ条件から1つの荷重ケースに作成する前の組合わせ状態を示します。

DL(ST) : 荷重ケースに含まれている固定荷重ケース(鉛直荷重ケースと仮定)

LL(ST) : 荷重ケースに含まれている積載荷重ケース(鉛直荷重ケースと仮定)

EX(ST) : 固定荷重ケース、積載荷重ケースを除いた他のすべての荷重ケース(水平荷重ケースと仮定)

:登録されている荷重ケースを選択して削除します。削除した荷重ケースに対しては水平荷重による結果算出を行いません。

Note
登録されている荷重ケースをダイアログの外から、例えばワークツリーや静的荷重ケース設定ダイアログボックスなどから削除すると、正しくない結果が得られる可能性がありますので、削除には充分ご注意ください。