層質量テーブル

 

 

各層別の質量をスプレッドシート形式のテーブルに表示します。

テーブルツールは、各種の便利な機能を数多く内蔵していますので、詳しい使用方法ついては次の項目を参照して下さい。

テーブル ツールの使用方法

用語の検索

使用方法の手引き

基本的な使用方法

データの操作方法

クリップボードを利用したデータのコピー及び貼り付け

テーブルの付加機能

テーブルの整列(Sorting)

テーブル形式の設定

列幅の自動合わせ

グラフ出力

テーブルの種類別の付加機能

節点/要素テーブル

結果テーブル

 

 

 

リボンメニュー : 照会 > 層/荷重テーブル > 層質量テーブル

ツリーメニュー : テーブルタブ > 照会テーブル > 層質量

 

 

 

テーブルツールの使用方法を参照し、適宜にデータを並べ替えて確認します。

 

 

層質量

層 : 層名

レベル : 各層のレベル(Elevation)

移動質量

X-方向 : 全体座標系のX軸方向の集中質量

Y-方向 : 全体座標系のY軸方向の集中質量

回転質量 : 回転質量の慣性モーメント

Note
・回転質量の計算
 
層剛床を考慮すると、各節点質量を質量中心に集中させるので、Z軸に対する回転質量が発生します。
1. 層剛床を考慮しない場合 – 層質量を質量中心に集中させない。
2. 層剛床を考慮する場合 – 層質量を質量中心に集中させる。
質量中心に作用する回転質量は、次のように計算されます。
       回転質量=  
ここに、m: 節点質量
          D : 節点から質量中心までの距離
          n : 節点数
次の計算例を示します。
層剛床を考慮しない場合(例①)に各節点質量は、X方向で1、Y方向で1の質量を持ち、Z方向に対する回転質量は0になります。
しかし、層剛床を考慮する(例②)と9個の質量体と同じ効果を持つ1個の質量体を作らないといけないので、以下の方法で各方向成分に
対する質量を生成します。
・X方向質量:X方向に対する9個の節点質量の和
・Y方向質量:Y方向に対する9個の節点質量の和
・Z方向の回転質量:質量中心に対する9個のZ方向回転質量の和

 

 

質量の中心

X-座標 : 質量中心のX軸座標

Y-座標 : 質量中心のY軸座標

 

X-方向

全体座標系のX軸方向の質量

層 : 層名

レベル : 各層のレベル(Elevation)

節点質量 : 節点質量

荷重を質量に変換 : 荷重から変換した質量

剛床質量 : 各層の質量

構造体の質量 : 自重から変換した質量

合計 : 各層の質量の合計

 

Y-方向 , Z-方向X-方向と同じです。

Note
このテーブルではデータの修正はできません。