スラブによる梁の剛性割増

 

 

スラブによる梁の剛性割増率を直接指定します。

Note

 一括解析設計実行時のみ適用され、一般解析実行時には適用されません。

 

 

 

リボンメニュー : 2次設計 > フレーム定義 > スラブによる梁の剛性割増

リーメニュー : 2次設計タブ > フレーム定義 > スラブによる梁の剛性割増

 

 

名称

新しく追加、修正または削除する名称を入力します。

手法

領域:マウスで自動で増大率を入力する領域を選択します。

スラブ領域定義節点:領域で設定する節点をクリックします。節点をクリックすると節点番号が

表示されます。

 

直接指定-片側:部材を直接指定して片側スラブの増大率を入力します。

(デフォルト:1.5、入力範囲:1.00~9.99)

直接指定-両側:部材を直接指定して両側スラブの増大率を入力します。

(デフォルト:2.0、入力範囲:1.00~9.99)

部材指定:直接指定で設定する部材をクリックします。部材を選択すると要素番号が表示されます。

スラブの増大率

自動:マウスで指定した領域の最外郭梁は片側で、内部梁は両側で自動判定して増大率を入力します。

直接入力:マウスで選択した部材の増大率を入力します。

 

  : 上記で設定した増大率設定を追加します。

 : リストから選択した増大率設定を修正します。

 : リストから選択した増大率設定を削除します。

 

※ 領域の設定

優先順位は以下のようになります。

① 直接指定>自動(両側)>自動(片側)

② 同じ情報が重複される場合は最新の指定が優先

例えば、

すでに自動(両側)が指定されている場合、もう一度自動(片側)を指定したら自動(両側)になります。

すでに自動(片側)が指定されている場合、もう一度自動(両側)を指定したら自動(両側)になります。

すでに自動(両側)が指定されている場合、もう一度自動(両側)を指定したら自動(両側)になります。

すでに直接(片側)が指定されている場合、もう一度自動(両側)を指定したら直接(片側)になります。

すでに自動(両側)が指定されている場合、もう一度直接(両側)(1.8)を指定したら直接(両側)(1.8)になります。

 

1.完全なスラブの範囲を選択下場合のみ増大率を指定します。

          

           赤い点線部分のみ適用                          適用部分なし

 

2.赤領域を自動で設定した後で、緑領域を自動で設定した場合の設定