自動
メッシュを選択すると選択されたメッシュの左側/右側/底面にユーザーが指定したオプションによって境界及び要素が自動的に作成され、メッシュセットに定義された地盤物性によってばね係数値は異なるよう作成されます。
解析モデルの左側と右側を伝達境界で設定でき、底面と自由面に粘性境界が作成できます。
地盤-構造物解析を実行する為に使用される2次元モデルは実際にほぼ無限に存在する地盤を正確に描写しがたいです。したがって、工学的に適合な位置にモデルの境界を設定して設定された境界は可能な実際の敷地条件と類似になるよう処理しなければなりません。
境界条件セット
設定した拘束条件を望む境界条件セットに登録します。この際、ユーザーが望む境界条件セットの名称が指定できます。
粘性境界自動作成
- 粘性境界要素を作成する方法は次のようです。
1. Cp、Cs の算定
- Cp、Cs は以下の式を使って計算されます。


ここで, , 
λ : 体積弾性係数, G : せん断弾性係, E : 弾性係数, ν = ポアソン比, A : 断面積
断面積の場合surface spring が作成される際に自動的に考慮されるため、Cp、Cs のみを算定します。
区 分
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弾性係数
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体積弾性係数
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せん断弾性係数
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単位重量
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ポアソン比
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P波
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S波
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E
(tonf/m2)
|
λ
(tonf/m2)
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G
(tonf/m2)
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W
(tonf/m3)
|
γ
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Cp
(tonf·sec/m3)
|
Cs
(tonf·sec/m3)
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Ground A
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2000
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1459.53
|
751.88
|
2
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0.33
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24.579
|
12.381
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<粘性境界自動生成>
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