汎用バネ支持タイプ

 

 

 

任意の節点に一般節点剛性を入力しようとする場合、データで使われる一般節点剛性の値を定義します。

 

 

 

リボンメニュー : モデル > 境界条件 > バネ/リンク > 汎用バネ支持タイプ

リーメニュー : モデリング > 境界条件 > 汎用バネ支持タイプ

 

 

 

vmb2.jpg

汎用バネ支持タイプダイアログボックス

 

c.jpg名称

入力される一般節点剛性名を入力します。

 

c.jpg入力方法

剛性マトリックス

質量マトリックス:質量マトリックスを入力したい場合はチェックします。

減衰マトリックス:減衰マトリックスを入力したい場合はチェックします。

 

c.jpg一般節点剛性

一般節点剛性を入力します。

SDx-SDx

全体座標系あるいは節点座標系(節点座標系が指定されている場合)のx軸方向のバネ剛性

SDx-SDy

全体座標系あるいは節点座標系(節点座標系が指定されている場合)のx軸方向とy軸方向の関連したバネ剛性

SRz-SRz

全体座標系あるいは節点座標系(節点座標系が指定されている場合)のz軸に対する回転方向のバネ剛性

 

Note1
汎用バネは、 杭の支持剛性を考慮して構造解析を実行する場合、各自由度別に関連した杭の支持剛性を反映する時、主に使用されます。
基礎部で、杭基礎を構造要素に含まないで境界バネ要素を使いモデリングする場合に使われます。正確なバネ剛性の構成は以下のようになります。傾いた杭基礎に対しては、節点座標系を定義すれば、傾いた方向に対する剛性を計算して解析します。
 
一般バネの剛性構成

stiffness.jpg

ここで、
弾性係数 :  E
断面2次モーメント : Iy, Iz
断面積 :  A
長さ :  L
(せん断変形は考慮されない)
 
Note2

適用解析タイプ(減衰マトリックス):

固有値解析、応答スペクトル解析、線形&非線形時刻歴応答解析

減衰マトリックスと関わる解析機能:

エネルギー比例型減衰を用いた応答スペクトル解析

エネルギー比例型減衰を用いた線形&非線形時刻歴応答解析(解析方法:モード法)

エネルギー比例型減衰又は質量&剛性比例型減衰を用いた線形&非線形時刻歴応答解析(解析方法:モード法)