床荷重タイプの設定

 

 

床荷重を考慮する荷重ケースと床荷重の大きさを定義します。

ここで定義された床荷重は、"床荷重の指定"の機能によって構造物に入力されます。

一般的に固定荷重、積載荷重(活荷重)及び屋根荷重、積雪荷重などの床荷重は、その荷重ケースと荷重の値は異なりますが、

載荷領域は等しい場合がほとんどです。したがって、それぞれの床荷重ごとに、その都度、荷重と載荷領域を指定しなければならない

煩わしさを避けるために、プログラムでは床荷重を定義する過程と構造物に入力する過程を別途のコマンドとして区分しています。

 

 

 

リボンメニュー : 荷重 > 静的荷重 > 床荷重 > 床荷重タイプの設定

リボンメニュー : 2次設計 > 静的荷重 > 荷重 > 床荷重(固定+積載) > 床荷重タイプの設定

ツリーメニュー : メニュー タブ > 静的荷重 > 床荷重タイプの設定

リーメニュー : 2次設計タブ > 静的荷重 > 床荷重(固定+積載) > 床荷重タイプの設定

 

 

 

vl15.jpg

床荷重タイプの設定ダイアログボックス

- 床荷重を新規に定義または追加する場合 : 以下の項目を入力して add.gifボタンをクリックします。

- 既に定義された床荷重を修正する場合: ダイアログボックス下部の荷重リスト表から、該当する床荷重を選択し、入力ボックスで修正

した後 modify.gifボタンをクリックします。

- 既に定義された床荷重を削除する場合 : ダイアログボックス下部の荷重リスト表から、該当する床荷重を選択して delete.gifボタンをクリックします。

c.jpg床荷重タイプ名 & 解説

名称 : 床荷重の名前

この名前は、"床荷重の指定"で定義された床荷重を呼び出して構造物に入力する際に使用します。一般的に、室の用途や種類

(事務室、屋根など)を入力します。

解説 : 簡単な説明を入力します。

c.jpg床荷重 & 荷重ケース

荷重ケースを指定し、該当する床荷重の値を入力します。

荷重ケース : 荷重ケースを選択します。

床荷重 : 床荷重の大きさを単位面積当たりの荷重で入力します。

pointpointpointpoint.gif : ツール>プレファレンスの荷重であらかじめ指定しておいた床荷重を利用して単位面積当たりの荷重を入力します。

荷重値の入力時には、"床荷重の指定"の図3を参照して符号を誤らないように注意してください。

小梁の重量 : モデル化されていない小梁を使用する場合、小梁の自重を含むかどうかの指定をします。

("床荷重の指定"のNoteを参照)