モデル画面で、部材を先に選択した後、次の内容を入力します。
オプション
値を追加/変更または削除する機能を選択します。
追加/変更 : 新規入力した値は追加され、既に入力した値がある場合には、変更します。
削除 : 既に入力されている値を削除します。その場合には、値を入力する必要はありません。
有効座屈長さ係数
(Note 1 参照)
有効座屈長さ係数を入力します。
Ky : 部材の強軸(y軸)に対する有効座屈長さ係数(デフォルト = 1.0)
Kz : 部材の弱軸(z軸)に対する有効座屈長さ係数(デフォルト = 1.0)
: 入力した値を選択された部材に適用します。
: ダイアログボックスウを閉じます。
入力方法は、次の2つがあります。
<方法 1>
Ky, Kzの入力ボックスに値を直接入力します。
<方法 2>
ボタンをクリックして、有効座屈長さ係数の入力ダイアログボックスを利用して値を入力します。有効座屈長さ係数の入力ダイアログボックスは次の通りです。

有効座屈長さ係数の入力ダイアログボックス
有効座屈長さ係数の入力ダイアログボックスで、入力する部材の強軸または弱軸に対する有効座屈長さ係数を選択して、 をクリックします。
Note 1
Ky, Kzに値が入力されない場合には、Ky = 1.0, Kz = 1.0を適用します。
Note 2
柱部材に対する有効座屈長さ係数は、プログラムで自動計算された値を適用することができます。
自動計算された有効座屈長さ係数を使用するには、骨組形式の指定のダイアログボックスで"有効座屈長さの自動計算"を選択します。
呼び出し方法は次の通りです。
メインメニューから 設計 > 一般設計パラメータ > 骨組形式の設定...
ツリーメニューの メニュータブから 設計 > 一般設計パラメータ > 骨組形式の設定
Note 3
有効座屈長さ係数は設計機能の実行と同時に計算し、計算された係数は、柱部材(要素)別に適用されます。
しかし、有効座屈長さ係数の入力ダイアログボックスを利用して、ユーザーが値を入力した部材はユーザーが入力した値を適用します。
有効座屈長さの係数の自動計算によって計算された係数は、鉄骨部材検定またはRC柱部材の断面設計の結果に表示されます。
もし、自動計算された有効座屈長さ係数が実際の部材配置状況を十分に考慮しなくて非常に大きい値で計算される場合には、部材に対する適切な係数を直接入力して設計することを推奨します。
Note 4
同一の部材に有効座屈長さ係数が重複して入力された場合には、次のように適用します。
1. 部材に対して、ユーザーが最後に入力した有効座屈長さ係数
2. 有効座屈長さ係数の自動計算によって、プログラムで自動計算された係数
Note 5
入力した有効座屈長さ係数は、部材番号順序で整理されたデータテーブルで確認することができます。またデータテーブル上でも追加/変更及び削除することができます。
データテーブルの呼び出し方法は次の通りです。
メインメニューから 設計 > 一般設計パラメータ > 一般設計パラメータテーブル > 有効座屈長さ係数(K)...
ツリーメニューの テーブル タブから設計テーブル > 一般設計 > 有効座屈長さ係数(K)
|