要素サイズを直接入力したり、ソリッドを構成する各角エッジに分割数を指定して要素サイズを設定します。または、自動で“小”あるいは“大”、つまり粗密度を基準にサイズを任意設定できます。

[Mesher]
基本的な四面体要素と六面体中心のハイブリッド要素形状を支援します。3次元要素形状も2次元要素と同様に三角形中心の四面体よりは六面体形状がより安定的な解析と結果分析に役に立ちます。
ハイブリッド要素形状の場合、四角錐と四面体形状を組み合わせて六面体中心で要素を作成する方式です。

[ハイブリッド要素形状]
[隣接面メッシュ整合]
メッシュ作成時、最も重要な部分は隣接要素間節点連結です。節点が連結されていなければ、解析じエラーが発生することがあり、“隣接面メッシュ整合”オプションをチェック解除した場合、ソリッド間の共有面が作成されていても節点が連結されないことがあります。要素間のインターフェイスを作成するなど、接点を任意的に分離する場合でなければ、常にチェックが入った状態で要素を作成しなければなりません。
アドバンスドオプション ( )
メッシュの作成方法によって要素形状や粗密度を追加設定することができます。各詳細設定の項目は以下の通りです。

[内部エッジ/ポイント]
ソリッドメッシュを作成する際にソリッドの内部にあるエッジの一やサイズを考慮してメッシュを作成します。エッジ全体がソリッド内部に埋まれている場合にはエッジを選択することだけでソリッド内部にエッジを考慮したメッシュの作成ができます。(エッジがソリッドの一部面に触れ合っていたり貫通しない場合)。しかし、エッジがソリッドの外部境界面と触れていたり、ソリッドの外部境界面を貫通する場合にはエッジと合うソリッドの境界面にポイントをインプリントしてソリッドの表面に要素の分割点を作成してからエッジを考慮したソリッドメッシュの作成が行われます。ソリッド内部のポイントを選択する場合、該当ポイントに必ず要素節点が作成されるように要素を作成します。
追加的に選択されたん内部エッジに要素の作成と同時に1次元の構造プロパティが割り当てられます。

[節点マージ]
メッシュを作成する際、許容誤差以内にある2つ以上の節点を一つに合わせます。微小に離れた要素節点は解析時にエラーを生じさせる主な原因となり、入力された許容誤差以内の距離は一つの節点で自動マージします。
[内部粗密度係数]
要素サイズ以外の内部要素の粗密度を追加的に設定してより高い品質のメッシュが作成できます。
[高次要素]
ソリッド要素の各境界線の中点に追加節点を作成してより詳細な計算が可能であるが、増加された節点の個数だけ解析時間が長く所要されます。
その他、マッシュの作成段階で要素のサイズに差が生じる場合を予め探して分割することで、周辺メッシュの品質を良くする“ジオメトリ近接度を考慮”オプションやメッシュに出来る限り一定のパターンを持たせる“パターンメッシュ” オプションがあります。
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