ミラー

 

概要

  • 節点、要素、メッシュセットを対称移動及びコピーします。断面形状が対象である場合、片方のみをモデル化して対称(コピー)機能を使って簡単に全体断面がモデル化できます。

 

手法

対称移動/コピーする節点、要素またはメッシュセットを選択して対称タイプを設定します。ミラータイプはポイント、軸、平面タイプがあります。[対象のコピー]オプションを使って対称移動及びコピーを同時に実行することができます。

 

<ポイント対称>                                          <軸対称>

<平面対称>

  

対称タイプ

 

[ポイント] : 対称基準となるポイントを直接選択したり、座標を入力することができます。

[軸] : 対称軸を全体座標系で選択したり、始点と終点を連結する任意のベクトル軸を定義することができます。

[平面] : 対称基準となる平面を選択したり、3ポイントを通る任意の平面を定義することができます。

 

IMG_C_ICON_NOTE_01.png

対称移動作業で要素を作成した場合、作成された要素の要素座標は元本の要素とは反対方向となります。

例えば、2D要素の場合、軸やポイントに対して対称移動をすると作成される要素の法線方向が逆となり、解析実行時、エラーが発生するので、要素 > パラメータで要素座標系を一方向に整列させなければなりません。