表示ツールバー

(ボタンをクリックしますと当該機能の説明がポップアップウィンドウで表示されます。)

 

一般的にCADプログラムでは全体座標系のY軸が上方向を向きます。そのため、CADで作成したジオメトリを読み込んだ場合、CADと同様な視点でモデルを見るためにはアイソメ図2の視点を利用します。

 

 

 

視点操作機能の中で最も多く使用される機能は動的視点操作機能です。

全体のズーム

モデルが画面のサイズに合わせて適切に拡大または縮小します。

 

 

グリッドのズーム

モデル及びワークプレインの格子(Grid)も画面のサイズに合わせて適切に拡大または縮小します。

 

 

ズームウィンドウ

マウスドラッグで指定した長方形領域を拡大します。

 

 

ズーム

モデル及びワークプレインの格子(Grid)も画面のサイズに合わせて適切に拡大または縮小します。

アイコンメニューをクリックしてワークウィンドウでマウス左ボタンとマウスホイールを使ってモデルを拡大/縮小します。

左ボタンを押したまま、マウスを右へ動かすとモデルが拡大され、左へ動かすとモデルが縮小されます。

また、ホイールを上方向にスクロールするとモデルが拡大され、下にスクロールするとモデルが縮小されます。

Ctrlキーを押したまま、マウスの左ボタンで動かすと、アイコンの選択がなくてもモデルが拡大/縮小できます。

 

 

回転

アイコンメニューをクリックしてワークウィンドウでマウスの左ボタンを押したまま、ドラッグするとドラッグ方向にモデルが回転します。

連続的にモデルを回転させたいときにはCtrlキーを押した状態でマウスの右ボタンでドラッグします。

 

 

回転中心

回転の基準位置を決め、その点を中心にモデルを回転させます。ワークウィンドウでマウスのホイールボタンを押したまま、マウスを動かすと、

指定した基準点を中心にモデルが回転できます。

 

 

画面移動

デルを望む位置に移動させます。

ワークウィンドウでアイコンメニューをクリックしてマウスの左ボタンを押してドラッグすると、モデルがドラッグ方向に移動します。

Ctrlキーを押した状態でマウスのホイールボタンでドラッグするとアイコンを選択していない状態でもモデルを移動させることができます。

 

 

垂直視点

視点をワークプレインの法線方向に移動します。

(ワークプレインのx軸が画面の右側、y軸が画面の上側を向く2次元表示状態に変更されます。)

 

 

アイソメ図1

視点をアイソメ(Isometric)位置に移動します。(全体座標系のZ軸が上を向きます。)

 

 

アイソメ図2

視点をアイソメ(Isometric)位置に移動します。(全体座標系のY軸が上を向きます。)

一般的にCADプログラムでは全体座標系Y軸が上を向きます。

そのため、CADで作成したジオメトリを読み込む場合、CADと同様な視点からモデルを見るためにはアイソメ2視点を利用します。

 
 

正面

視点をモデルの正面に移動します。

全体座標系基準でのY、Z平面をZ軸基準に180度回転させた平面に該当します。

 

 

背面

視点をモデルの背面に移動します。

全体座標系基準でのYZ平面に該当します。

 

 

上部

視点をモデルの上部に移動します。

全体座標系基準でのX、Y平面をY軸、X軸基準にそれぞれ90度回転させた平面に該当します。

 

 

下部

視点をモデルの下部に移動します。

全体座標系基準でのX、Y平面をY軸、X軸基準にそれぞれ90度回転させた平面に該当します。

 

 

左側

視点をモデルの左側に移動します。

全体座標系基準でのX、Z平面をZ軸基準に180度回転させた平面に該当します。

 

 

右側

視点をモデルの右側に移動します。

全体座標系基準でのX、Z平面をZ軸基準に180度回転させた平面に該当します。

 

 

ディスプレイモード[ジオメトリ]  : モデルを望む形態で表示出来るようにさまざまなモデル表示モードを提供します。

FEA NXはユーザーが便利に作業状態を把握してモデルを望む形で表示出来るようにさまざまなモデル表示モードを提供します。

ジオメトリを選択した後、マウス右クリックを通しても表示モードが呼び出し出来ます。

 

 

  • シェーディング+ワイヤーフレーム

フェイスと外郭線を一緒に用いてジオメトリセットを表示します。

  • シェーディング

        ジオメトリセットをフェイスだけで表示します。

  • ワイヤーフレーム

         ジオメトリセットのフェイスは隠して外郭線だけで表示します。

  • 境界ボックス

         ジオメトリセットの実際形状の代わりにジオメトリセットの境界ボックス(Bounding Box)で表示します。

 

 

  • カラー変更

ジオメトリ、メッシュ、材料、プロパティについてカラーを変更することができます。

ユーザーが直接ジオメトリのカラーの定義もでき、ランダムカラーを通じて存在するジオメトリに対してランダムにカラーを与えることも出来ます。

 

   

 

IMG_C_ICON_NOTE_01.png

[ジオメトリセットを[シェーディングのみ描く]または[ワイヤーフレームとシェーディングを描く]方式で表示する際には追加的にシェーディングの透明度を指定して

内部が見える表示を使用することができます。

ジオメトリの透明度は対象のジオメトリセットを選択した後、マウス右クリック > 透過表示で指定できます。

このようなジオメトリセットに対する様々な表示方式はそれぞれのジオメトリセットに個別的に適用出来るため複雑な幾何モデルを効果的に表示出来ます。

 

表示モード [メッシュ]  : メッシュの表示方式はメッシュセット(Mesh Set)単位で設定できます。

ジオメトリセットの表示方式を設定するのと同様にメッシュセットの表示方式を設定する際にも対象のメッシュセットを選択した後、メッシュセットのコンテクスト

メニューで表示メニューの下位メニューを呼び出します。

 

 

ジオメトリセットに対する表示方式と同様にメッシュセット(Mesh Set)に対する様々な表示方式もそれぞれのメッシュセットに個別的に適用可能です。

特に、作成された要素のプロパティ、材料、座標系などのモデル情報をカラーで区分して確認するに有用な機能です。

以下のように様々な方式でメッシュセットの表示方式を設定することが出来ます。

  • シェーディング+ワイヤーフレーム

         メッシュセットに属した要素のフェイス(Face)とエッジ(Edge)で表示されます。

  • シェーディング+フィーチャーエッジ

メッシュセット(Mesh Set)に属した要素のフェイス(エッジは省略)とメッシュセットのフィーチャーエッジ(Feature Edge)で表示します。

  • シェーディング

         メッシュセット(Mesh Set)に属した全ての要素のフェイスとエッジを一緒に利用して表示します。

  • ワイヤーフレーム

     ワイヤーフレーム表示でメッシュセット(Mesh Set)に属した全ての要素のフェイス(Face)は隠し、要素のエッジ(Edge)のみで表示します。

  • フリーフェイスワイヤーフレーム

メッシュセット(Mesh Set)のフリーフェイス(Free Face)のみワイヤーフレームで表示し、内部要素は全て隠します。

  • フィーチャーエッジ

メッシュセット(Mesh Set)単位のフリーフェイス(Free Face)で表示します。

フリーフェイスとは要素のエッジが属した二つの要素のフェイス(フリーフェイス)間の角度が指定した角度よりも大きい要素のエッジを意味します。

 

  • メッシュセット色

メッシュをメッシュセット色で表示します。

  • 要素タイプ色

メッシュを要素タイプ色で表示します。

  • プロパティ色

     メッシュを指定されたプロパティの色で表示します。

  • 材料色

メッシュを指定された材料色で表示します。

  • 前面・背面カラー

     メッシュの前面と背面のカラーが異なるように表示します。要素座標系を基準に法線方向が裏返された要素を判別する際に良く使われます。

 特に、2次元要素の場合には法線方向が裏返されて作成されると解析実行時にエラーが発生し、この機能を用いて法線が裏返されて作成された

 要素を色で簡単に区分できます。

     下の例のように要素法線方向が裏返されて作成された要素は赤で区分されます。このような要素はメッシュ>要素>パラメータから変更:座標系で

 隣接要素と法線方向を統一する必要があります。

 

 

  • メッシュカラー変更

メッシュを選択して望むカラーに変更したり、任意のカラーに変更することができます。

  • ランダム色

全てのメッシュをランダム色で表示します。

 

 

透視表示

透視表示はモデルに遠近感を与えて透視図の形態で表示します。

 

 

ジオメトリの影

デルのXY平面上に影を表示します。モデルが回転する際、陰影がモデルと共に回転します。

 

 

境界ボックス

モデルに外接する境界ボックスを現わします。