地震データジェネレータ

 

概要

  • FEA NXに内蔵されている地震波のデータベースを利用して地震加速度、地震応答スペクトルおよび設計応答スペクトルを作成します。

 

手法

 

 

[File]

SGSで作成した各種データをいろいろな系関形式で保存、印刷したり既存のデータを読み込みします。

[Generate]

SGSに内蔵されている地震波のデータベースを利用して地震加速度、地震応答スペクトル及び設計応答スペクトルを作成します。

[Earthquake Record]

地震波データを読み込んでグラフで表示します。

 

Earthquakeから地震波を選択して振幅と時間間隔に対するスケールを入力して[OK]ボタンをクリックします。

作成されるデータはすべて重力加速度で無次元かされた加速度(Normalized Acceleration)であり、データの時間間隔は北米の地震波は0.02秒、日本の地震波は 0.01.秒です。内蔵されている地震波以外のデータを利用する為には[Import]ボタンをクリックして‘*. dbs (SGS dbase file)'からデータを読み込みます。

 

    

Earthquake Response Spectra

データベースに内蔵されている地震波記録やユーザーが直接作成した地震波データから、地震応答スペクトルを計算してグラフで表示します。

1. Earthquakeから地震波を選択して振幅と時間間隔に対するスケールを入力します。内蔵されている地震波以外のデータを利用する為には [Import]ボタンをクリックして‘*. dbs (SGS dbase file)'からデータを読み込みます。

2. 減衰係数(Damping Ratio)を入力します。複数の減衰回数に対するグラフを同時に出力する為には [Add]ボタンをクリックして追加します。

3. Output Periodにグラフを出力する周期の範囲と間隔を入力します。

4. Spectrum typeでスペクトルのタイプを選択します。

5. x-axis log scaleの項目にチェックを入れると、スペクトルのx軸がLogスケールになります。

 

          

Design Response Spectra

設計応答スペクトルを作成してグラフに表示します。

ダイアログでスペクトル作成に必要なデータを入力した後、最後にスペクトルの周期の範囲を入力して [OK]ボタンをクリックすると、グラフが表示されます。

 

           

  

Option

グラフに対する各種オプションを設定します。グラフのx軸、y軸をlogスケールで表示したり、目盛りが表示出来ます。グラフ線の太さが変更可能で、タイトルも変更可能です。

 

View

ツールバーや状態表示バーの表示と非表示を変えます。また、グラフに対するZoom機能、時間領域もしくは周波数領域によるグラフの変更が可能です。

 

Zoom Out All

拡大した表示状態を元の状態に戻します。

グラフの一部分を拡大したい場合には拡大しようとする部分をマウスの左ボタンでドラッグして選択します。マウスの右ボタンをクリックしても表示状態を元の状態に戻す事ができます。

 

Time<->Frequency

グラフのX軸を時間領域もしくは周波数領域に転換します。