非線形時刻歴解析+SRM
一般的なせん断強度低減法(SRM)による斜面安定解析は静的状態に対する安定性評価に使用できます。しかし、斜面は地震のような動的荷重状態に対して脆弱であるしかありません。動的な平衡状態では地盤は自重にだけでなく振動による慣性力によって応力が発生します。
FEA NXではこのような動的平衡状態に対する斜面安定解析が行えます。斜面安定解析はせん断強度低減法を基にして2次元のみならず、軸対称、3次元問題にも適用可能です。非線形時刻歴解析中入力された時間についてその時点の地盤応力状態を基に斜面安定性が計算できます。
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