オフセット

 

概要

  • ソリッドやシェル全て一部のフェイスをオフセットしてシェルを作成します。

 

手法

シェープ全て

 

 

選択したシェープ全て(ソリッド、シェル、フェイス)を同一な距離(オフセット距離(OD))でオフセットします。

 

[境界のラウンド処理]をチェックする場合、形状の全てのフェイスをオフセットした後、フェイスが繋がらない部分はラウンド処理をして繋ぎます。フィレットに利用される半径の大きさはオフセット距離(OD)であります。

 

[元のシェープの削除]をチェックした場合、オフセット操作の対象となる元のシェープを全て削除し、最終のシェープのみを残します。

 

一部のフェイス

 

 

選択した対象の一部分をオフセットします。

[各フェイス独立してオフセット]をチェックする場合、それぞれのフェイスを独立にオフセットします。このオプションが非アクティブ化の状態では繋がった複数のシェープを選択するとシェルタイプのオフセットフェイスが作成されます。

 

  IMG_C_ICON_NOTE_01.png

オフセットはそれぞれのフェイスを基準に実行されるコマンドです。選択フェイスタブで複雑な形状の一部のフェイスのみをオフセットする場合、フェイスとフェイス間が開かれた状態でオフセットされます。

オフセット距離を正の値で入力すると、フェイスの法線方向にオフセットが実行されます。したがって独立したフェイスをそれぞれオフセットする場合、一つ一つプレビューを使用して形状が正しくオフセットされるかを確認しながら操作を実行しなければならない不便なところがあります。

しかし、フェイスを縫合、和などのコマンドを使用してシェルにした場合、プログラムが複数のフェイスの法線方向を一方向に調整してくれるため、複数個のフェイスをオフセットするとき、シェルを使用すれば操作が簡単にできます。