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ワイヤー
▒ 概要
▒ 手法
許容誤差内にあるエッジを選択して一つのワイヤーを作成します。
[誤差]とは選択したエッジが互いに完全につながっていることを判断する許容誤差基準を意味します。例えば、エッジとエッジが2.0e-
006ほどの距離で離れている場合、エッジとエッジ間の距離が0ではないが、誤差の0.0001 (エッジとエッジ間の距離よりも大きい値)を入力すると、両方のエッジを繋いで一つのワイヤーにすることができます。
操作が行われると選択したエッジはなくなり、合わせられた一つのワイヤーのみが残ります。
ジオメトリセット
作成されたワイヤーを望むジオメトリセットに登録します。これにより、ユーザーは必要に応じてジオメトリセットの名称を指定することができます。
ワイヤーはエッジの概念でサブシェープとしてのエッジ情報を持ちます。ただし、ワイヤーはエッジの集合であるため、抽出などの適用することでそれぞれのエッジによるフェイスの集合であるシェルが作成されます。
そのため、複数のエッジを抽出することでフェイスを作成する場合はワイヤー作成機能は適切でなく、ジオメトリの位階は以下のようになります。