並進

 

概要

  • 対象の形状を特定の距離だけ平行移動します。形状のタイプに関係なく作業を行うことができて[コピー]オプションを使用すると、元の形状はそのまま残してコピーしたもののみを平行移動することもできます。

 

手法

 

 

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方向

並進操作を行う形状を選択し、方向を指定します。並進の方向の場合、以下の2つの方式の中の1つで指定することができます。

 

[方向の選択] : 選択された形状を並進する方向ベクトルを指定します。この際、データム軸、データムプレイン、フェイスとエッジを選択することができます。

[2ポイントベクトル] : 始点と終点の座標を入力して並進の基準軸で使用される方向ベクトルを指定します。直接ワークウィンドウをクリックして始点と終点を指定することもできます。

 

対象の形状を移動する手法には[移動]、[コピー(均一)]、[コピー(非均一)]があります。

 

方法

[移動]

希望する距離だけ対象の形状を移動します。

[コピー(均一)]

回数オプションがアクティブ化され、入力された回数だけ繰り返し移動をしながら対象の形状をコピーします。

 

 

[コピー(非均一)]

移動距離をスペースまたはコンマ(、)を使用して並べることができ、繰り返される場合には回数@距離を用いて入力します。(例:2、3、4、4、4または2 3 3@4)

 

距離

選択した方向が有限長である場合には(直線エッジを選択した場合、または2ポイントベクトルを指定した場合)“<“ボタンをクリックすると、選択した方向の長さが自動的に距離として入力されます。

 

ジオメトリセット

 

並進を使用して作成した幾何形状を望むジオメトリセットに登録します。これにより、ユーザーは必要に応じてジオメトリセットの名称を指定することができます。