軟化モデルは最大せん断強度までの線形区間、最大で残留せん断強度までの軟化区間、そして一定な残留せん断居独韓で構成されています。
地盤の最大せん断強度、残留せん断強度、軟化勾配を定義して以下の様な構成関係を定義します。

<ひずみ 軟化構成関係>
軟化モデルの主要非線形パラメータは以下の通りです。

地盤の非排水せん断強度を用いて最大せん断強度を定義してひずみが発生して体積が膨張することで強度が減少する効果を描写するために残留せん断強度と強度減少程度、傾きを表す軟化勾配を定義します。Tresca
モデルと比較してみると、Trescaは非排水条件の場合、単純に塑性状態で完全塑性へのみ挙動するが、このモデルは最大強度で減少して残留強度による影響が描写できます。

<軟化挙動>
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