マージ

 

概要

  • 2個以上の節点を一つに合わせたり、二節点を一節点位置を基準にマージする機能です。

  • モデルの修正仮定で微小に離れた要素間節点の連結の為に主に使用されて要素と連結されていないフリー節点(Free Node)を確認してフリーエッジ(Free Edge)によるモデルエラーを判別する際に有用です。

 

手法

 

 

[複数対象節点]

 

 

マージしたい節点を選択してマージ基準を定義します。許容誤差はマージの許容限界であって節点間の距離が許容誤差よりも小さな場合にのみ節点が一つに合わせられ、検索を選択すると許容誤差以下の節点が自動的に検索されます。マージされた節点の位置は節点ID(最小ID/最大ID)で設定したり、設定された節点の図心位置(中心で節点マージ)で選択することができます。

"点滅表示"機能は要素に繋がっていないフリー節点(Free Node)を画面上に表示してフリーエッジ(Free Edge)のようなモデル化エラーを判別する際に有用に使用できます。

 

[2節点]

 

 

移動する節点と維持する節点を選択して維持する節点位置で2節点をマージします。微小な領域への要素作成を失敗し、フリーエッジ(Free Edge)が作成される場合、2節点マージで簡単に修正することができます。