作成(1D)

 

概要

  • 二つの節点を連結する1D要素を作成します。隣接地盤と節点を連結しなくてもいいような構造要素(杭、埋め込みトラス要素等)を個別作成する際に有用です。

 

手法

1D要素の両端とんる節点のIDを入力します。ワークウィンドウで予め作成されている節点を順次に選択して作成することができます。要素IDは以前に作成された要素最大ナンバー+1で自動設定され、直接入力する場合に以前作成された要素IDを重複することはできません。作成される要素に割り当てられる構造プロパティを設定したり、追加することができてメッシュセットを分離して作成することも可能です。

 

[方向(要素Z-軸)]

1D要素の断面特性で方向を一定に統一させたり、強軸方向と弱軸方向を設定する際に使用されます。要素座標系を確認して要素のZ軸方向を調整し、β角を基準に設定できます。

 

 

 

  • 参照節点 : 1D要素断面方向の基準節点を選択します。選択した節点を基準に要素のZ座標方向を設定します。

  • 参照ベクトル(GCS) : 全体座標系(GCS)方向、或いは直接入力したベクトル方向で選択した要素のZ座標方向を設定します。

  • β角 : 0、90、180の中から選択できて選択したβ角だけ要素X軸を基準に回転させます。

 

              

<β角:0>                                             <β角:90>                                      <β角:180>