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分割(2D)

 

概要

  • 2D要素をパターンを使用したり分割数を入力して複数個の要素に分割します。ジオメトリが複雑な場合は自動メッシュ機能で同一サイズの要素を作成すると形状(クオリティ)が悪くなる場合があります。この場合に分割機能を使って要素のクオリティ(Aspect Ratio)を高めるに使用されます。決まったパターンによる分割または軸方向で分割数を設定します。要素分割の際に隣接要素との節点連結を維持するために"隣接要素の分割"オプションが適用できます。

 

手法

[パターンによる分割]

分割する2D要素とパターンを決定して参照節点を選択します。

 

パターン-2 : 要素の境界を2つに分割する11個のパターンを使用します。パターンの図に表されている赤い点は参照節点を意味します。

 

パターン-3 : 要素の境界を3つに分割する8つのパターンがあります。パターンの図に表されている赤い点は参照節点を意味します。

 

[分割数による分割]

2D要素のエッジを何個に分割するか分割数を入力して均一な形状に分割します。ただし、2つの軸方向に対する分割数を定義する方法で四角形要素にのみ適用できます。軸1、2方向についてそれぞれ分割数を設定し、軸方向を以下の様な手法によって定義します。指定した軸方向と最も小さな角度を成している要素エッジに入力した軸方向分割数で分割されます。

 

軸方向

 

[要素座標系]

要素座標系のx軸方向を軸1に使用します。

 

[座標軸]

座標系を使用して軸1を指定します。全体直交座標系または全体円筒座標系で希望する軸が選択できます。

 

[ベクトル指定]

入力したベクトルを軸1に使用します。原点にベクトルの始点座標を入力して軸1上のポイントを入力してベクトルを作成します。