プロジェクトの作成及び保存

新規

新規プロジェクトファイルを作成します。

新しいファイルを作成する際、解析に必要な初期変数(モデル種類、重力方向および大きさ、単位系)を設定します。

構造タイプは2D/3D/軸対称モデルが定義できます。2D モデルの場合、重力方向はY 方向であり、3D モデルでは重力方向をY 方向またはZ方向に指定することができます。

 

 

解析モデルの定義する為には構造物の大きさ、材料の性質などが必要であるが、これらの物理量 (physical quantity)に関する情報は一般的に特定単位系(unit system)を基準に定義されます。

FEA NXでは荷重/長さ/エネルギー/時間に対する単位変換が可能となるため、解析モデルも定義過程の中でユーザの必要に応じた単位系に替え、より簡単にモデル化が進められます。FEA NX で提供する単位系は以下のようになります。

 

荷重

長さ

エネルギー

時間

kgf

mm

Cal

sec

tonf

cm

Kcal

min

N

m

J

hr

KN

in

Btu

day

lbf

ft

Kj

 

Kips

Um

 

 

開く

保存された既存のファイルを読み込みます。旧FEA  ファイルと新規FEA  NX ファイルを読み込むことが出来ます。

以下の様にファイルの形式より解析モデルを選択すると、該当のモデルファイルのイメージと簡単なモデル情報を予め確認することが出来ます。

 

保存

現在、作業中のプロジェクトをファイルとして保存します。オプションで自動保存にチェックを入れてから時間間隔を設定すると時間間隔ごとに自動保存をします。

 

名前を付けて保存

現在、作業中のプロジェクトを別のプロジェクト名で保存します。モデル化過程でUndo/Redo機能を使って機能の実行をキャンセルするか復帰させることが可能であるが、最終完成モデルをモデル化の段階別に分けて保存しておくことでモデルエラーの修正及び条件変更など、プロジェクト進行の際に有用に活用することが出来ます。