節点流量

 

概要

  • 任意の節点に流量を入力します。節点流量は浸透流/圧密解析(Fully-Coupled)で使用される境界条件です。

 

手法

 

 

特定支点の時間当たり発生する流出/流入量を堆積単位で入力します。選択対象は[接点]、[エッジ]、[フェイス]、[フリーフェイス節点]があります。

[接点]の場合、接点流量を定義する節点を直接選択する方式であり、[エッジ]、[フェイス]を選択した場合、該当の選択したエッジ/フェイスに含まれた全ての節点に流量条件を定義します。

[フリーフェイス節点]の場合、選択した要素の中、自由面内の1 つの節点を選択して、その節点が含まれた要素と接する角度が一定の角度以内にある全ての点が選択されます。 ( )をクリックすると、基準節点と対象要素及びフィーチャー角の選択が可能になります。

 

 

時間によって流量が変化する非定常解析を行う場合には[関数]で定義できます。

関数の使用時、入力された値と関数値がかけられて解析に反映されます。

定義された関数は関数>浸透境界関数の下位に登録され、マウス右クリック>編集ボタンを使ってテーブル形式で編集が可能です。

 

 

境界条件セット

設定した拘束条件を望む境界条件セットに登録します。この際、ユーザーが望む境界条件セットの名称が指定できます。

 

節点流量境界条件は節点に発生する流入、流出を模写するための機能です。

(+)の場合、水が流れてくる流入を意味し、(-)の場合は水が流れ出る流出を意味します。

浸透関数と連係して時間によって変化する流量境界条件が入力できます。

 

<節点流量の適用(例)>