圧力

 

概要

  • 板要素、平面応力要素、立体要素の面または辺上に圧力荷重(Pressure Loads)を入力します。等分布、線形/非線形分布荷重を全て定義できます。圧力荷重は対象の幾何面に均一/非均一の分布形態で加えられる荷重で単位お面積あたり作用されるので[力/面積]です。単位面積当たりの力であるので圧力は選択した全ての対象面へ同一に与えられ、集中荷重との違いは集中荷重は単位が[N]の力であって対象幾何面に作成された下位節点に節点荷重として与えられるものです。
  • 圧力荷重で作用された荷重も対象面(要素面)の面積を考慮して節点荷重で自動換算された後、解析に反映されるため、2つの荷重条件の解析結果に差はありません。解析条件で与えられた荷重の集中/分布荷重と作用方向によって便利な荷重を選択して使用できます。

 

手法

圧力荷重は要素の面(face)や辺(edge)に分布荷重の形態で入力します。2次元要素または3次元要素に使用可能であり、入力方向は任意座標系の軸方向や任意のベクトル方向、垂直方向に適用できて集中荷重の方向設定と同一です。荷重の規模は以下の図のように等分布、線形/非線形分布が全て可能であり、関数を適用して座標方向/距離による荷重変化が定義できます。関数を適用する場合、入力される数値は関数値とかけられて全体荷重として適用されます。

 

<要素(対象)別に作用する圧力荷重>