その他

 

要素コンター組み合わせ表示

互いに違うタイプの要素結果を画面上に出力します。

 

 

結果セットとステップを指定した後、画面上に出力する要素タイプと結果を選択します。

 

<地盤応力と板応力を当時に表示>

 

反力の合計

反力に対する合計をテーブルで表示します。結果項目で反力が出る全ての解析では合計テーブルで確認できます。

 

 

解析を実行する解析ケース項目とステップを設定した後、[合計の更新]をクリックすると、自動的に荷重や反力の合計を計算してテーブルに表示します。

 

デシベル変換

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 - 動解析結果(変位、速度、加速度)デシベル自動変換

変位、速度、加速度をデシベル(dB)に変換してテーブルで表示します。

 

解析セット/参照ステップ/結果を指定した後、接点を選択して参照値を入力すると数式によって該当節点での変位、速度、加速度がデシベル(dB)に変換されます。

IMG_C_ICON_NOTE_01.png

一般的に振動のレベルはg(加速度)や g2 の値を使いますが、汎用的にdB(デシベル)が多く使われます。これは騒音や振動が発生した場合、人間が感じる物理量の範囲が非常に広範囲であるため、線形尺度で物理量を表示するには適切でないからです。

デシベル(dB)は物理量Xと基準物理用Xrefとの比を常用対数関数を用いて表示します。

ここで、一般的に基準物理量は音圧の場合20μPa、加速度の場合、μm/s2 (KS、 JIS)を使用します。20 μPaという音圧の基準は絶対的な意味というよりは “健康な成人青年の聞く事のできる最小音圧” などの主観的に表現される基準音圧です。

 

Decibel Reference Levels(ISO R 1683)

 

Quantity

Definition

Ref. level

Amplitude

Rations

Vibratory Acc. Level

La = 20 log10 (a/a0) dB

a0 = 10-6 m/s2

Vibratory Vel. Level

Lv = 20 log10 (v/v0) dB

v0 = 10-9 m/s

Vibratory Dis. level

LF = 20 log10 (d/d0) dB

d0 = 10-12 m

 

 

3D-2D ウィザード

3次元解析以降の結果確認時、切断表示機能を用いて任意断面結果のコンター図が確認できます。この時、切断された任意断面について最小、最大、最大絶対値等、解析結果を位置と共に確認出来る機能です。FEM解析で全ての結果は要素節点を基準に計算するため、切断された任意断面がソリッド要素の内部を通る場合に隣接節点の結果から自動補間して出力しています。

 

<3D-2D ウィザード(任意断面結果出力)>

 

以下のような順序で設定した任意断面に対する結果タグを出力します。

1. アドバンスド表示ツールバー> 切断表示(切断面) で結果を確認しようとする任意断面を追加します。以下のように全体座標系軸方向、若しくは任意断面方向について望む個数だけ切断面を追加することができます。

 

        

<切断面(任意断面設定)>

             

 

2. 結果 > 詳細結果 > その他 > 3D-2D ウィザードを選択します。 

‘ポイント表示' オプションにチェックを入れると任意断面で結果が出力出来る全ての節点が表示されます。

結果値タグのようにマウスで選択した節点及び要素で数値が確認できて見せられる断面内で最小、最大、最大絶対値を位置と共に確認できます。