断面力合計

 

概要

  • ソリッド要素、板要素の任意の断面上で合力を求める機能です。

 

手法

 

             

 

要素方向部材力合計を作成する解析ケースと解析ステップを選択した後、切断面平面を作成します。

[テキスト表示]にチェックを入れて[表示]ボタンをクリックすると、計算された断面の図心での断面力成分がテキストファイルで出力され、定義した平面が画面上に表示されます。

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Local Direction Force Sum. (要素方向部材力合計)機能はSolid要素やPlate要素の断面力を自動計算できる非常に有用な機能です。この機能はSolid要素やPlate要素で構成されたモデルの任意の平面に対して各節点の内力から該当平面の図心の位置で各方向別内力の合計を求めます。Local Direction Force Sum. は構造物の特定部分を詳細解析した後、構造設計に適用するための部材力を算出する際に便利に使われます。

 

ユーザーが任意の3点を選択して定義した無限平面と板要素またはソリッド要素で構成された構造物が交差すると任意の断面が決定されます。このように決定された断面について自動的に図心を計算して該当の解析ステップに対する応力結果を利用してフレーム結果のように同じ方向別断面力を出力します。

もし、定義した平面内に検討対象でない構造物が含まれていた場合にはその構造物に該当するメッシュセットは非アクティブ化した後に平面を定義しないと望む断面の検討はできません。