応答スペクトル解析制御

 

 

応答スペクトル解析を実行する場合に、使用するモードの組合わせ方法と符号復元の可否を入力します。

応答スペクトル解析を実行する手順は次の通りです。

1. モデル > 質量メニューで提供する各種質量入力機能を利用してモデルに質量データを入力します。

2. 解析 > 固有値解析制御メニューを呼び出して解析する固有モード数と固有値解析に必要な各種データを入力します。

3. 荷重 > 応答スペクトル解析データ > 応答スペクトル関数を選択し、 ボタンをクリックした後、 応答スペクトル関数の追加/修正/表示 ダイアログボックスで関数名と関連する応答スペクトル関数 データを入力します。

4. 荷重 > 応答スペクトル解析データ > 応答スペクトル荷重ケース機能を用いて、荷重ケース名を入力し、さらに関数名リスト表から

関数名を選択した後、残りのデータを入力します。

5. 解析 > 応答スペクトル解析制御メニューで、モードの組合わせ方法と符号の再生の可否を指定します。

6. 解析 > 解析実行メニューや 解析をクリックして解析を実行します。

7. 解析が問題なく終了すれば、結果メニューの各種の後処理機能を使用して解析結果の組合わせ、または分析をします。  

Note
応答スペクトル関数を入力する時、内蔵された設計応答スペクトルを利用すると便利です。内蔵された設計応答スペクトルのデータの種類は次の通りです。
    • japan (arch, 2000)
    • IBC2000
    • Eurocode-8(1996)
    • China(GB50011-2001)
    • UBC 88-94
    • UBC 97
    • KS (Architecture)
    • KS (Bridge)
Note
プログラムでは、SRSS法やCQC法で組合わされた応答スペクトル解析の結果から、さらに符号を再生して基礎の設計などに利用することができます。

 

 

 

メインメニューから 解析 > 応答スペクトル解析制御...

 

 

応答スペクトル解析制御ダイアログボックス

モードの組合わせ方法

応答スペクトル解析のモードの組合わせ方法を指定します。

SRSS : Square Root of Sum of the Squares

CQC : Complete Quadratic Combination

ABS : ABsolute Sum

減衰定数 : 減衰定数(CQC を選択した時に使用)

正負を付けて出力する

モードの組合わせ過程で、削除した符号の復元の可否と復元方法を指定します。

1次モードの方向に合わせる

各方向別の主モードの符号(+, -)に従って復元

最大絶対値の符号にあわせる

各モード別の結果中で、絶対値が最も大きいモードの符号に従って再現