
時刻歴荷重ケースダイアログボックス
をクリックします。
ダイアログ下部の荷重ケースのリストから、荷重ケースを選択した後、 をクリックします。そして入力ボックスのデータを修正します。
ダイアログ下部の荷重ケースのリストから、荷重ケースを選択した後、 をクリックします。
:固有値解析の情報を入力します。

時刻歴荷重ケースの追加/修正ダイアログボックス
一般
名称:時刻歴応答解析用の荷重ケースの名前を入力します。
解析形式
時刻歴解析に使用する解析形式を選択します。
線形:線形時刻歴解析
非線形:非線形時刻歴解析
解析方法
時刻歴解析方法を選択します。
モード法:モード重ね合わせ法
直接積分法:直接積分法
静的解析:非線形静的解析法で解析条件が非線形時刻歴解析の場合だけ適用されます。動的解析で初期条件の荷重ケースとして使用します。
解析時はプログラム側で質量マトリックスと減衰マトリックスを0に置き換えて解析を行います。
Note
解析タイプの非線形と解析方法の静的解析を組み合わせると静的増分解析と同一な解析を行うことができます。
時刻歴タイプ
時刻歴応答解析:時刻歴解析を行う荷重を載荷時間の間に一度だけ載荷される荷重として考慮します。一般的に地震荷重に対する時刻歴解析を行う時に使用します。
周期時刻歴応答解析:時刻歴解析に適用される荷重が継続時間と同一の周期をもって繰り返し載荷される荷重として仮定します。機械振動荷重のように一定の周期をもって繰り返して作用する荷重に対する時刻歴解析を行う時に使用します。
継続時間
時刻歴応答解析の継続時間[Second]
Note
時刻歴タイプが時刻歴応答解析である場合には終了時間で指定した時間まで解析を行い、周期時刻歴応答解析である場合には終了時間で指定した時間ほど繰り返して解析を行います。
時間増分
時刻歴応答解析の時間増分は解析結果の精度に影響を及ぼす重要な変数であり、一般的には時間荷重関数の周期や構造物の固有周期の最小値に対して、その約1/5倍を目安に入力します。[Second]
非線形静的解析の場合

総ステップ数
[非線形静的解析の選択時にアクティブ]
構造物に載荷される荷重の増分間隔を入力します。増分ステップ数が100であり載荷される荷重が100tonと仮定すると、非線形静的解析時の荷重は1tonずつ増加してステップごとに解析を行います。
結果出力のステップ数
時刻歴解析結果を出力するための時間間隔を入力します。例えば、終了時間が1秒であり、時間増分が0.01秒であると総ステップ数は100個です。結果出力のステップ数に2を入力しまたなら、0.02、0.04、0.06
のように2つのステップに1つずつ結果を出力します。
初期断面力を引き継ぐ
複数の時刻歴応答解析条件を利用して、連続的に載荷される動的荷重に対する解析を行なうとき、載荷順序と初期条件として読み込むデータを入力します。

初期断面力を読み込む:現在入力された時刻歴解析条件に先行する解析条件として既に入力された時刻歴解析条件を選択します。この時、選択可能な時刻歴解析条件は解析タイプと解析法を同一な解析条件で制限されます。
選択された先行解析条件から変位、速度、加速度、部材力、ヒンジ状態を引き継いで、それらを初期条件として解析を行います。荷重については、"荷重を引き継ぐ"をチェックした場合のみ、先行解析条件の最終状態での荷重が現在の解析条件で一定に持続されていると仮定します。
荷重ケース:先行荷重条件を選択します。時刻歴荷重(TH)だけでなく、静的荷重(ST)と施工段階荷重(CS)も考慮できます。静的荷重を時刻歴荷重として変更することなく、静的荷重ケースを直接選択して初期断面力として慮することができます。また、常時解析と地震時解析のように、境界条件が変更される場合にも適用可能です。
続き
減衰定数
モード減衰
質量および剛性に対する比例型減衰
ひずみエネルギー比例減衰
要素別レーリー減衰
静的荷重制御
[非線形静的解析選択時にアクティブ]
非線形静的解析時の制御方法としては、荷重を段階別に増加しながら最終荷重に至るまで解析を行う荷重制御と変位を段階別に増加しながら目標変位に到達するまで解析を行なう変位制御の2つの制御方法を選択して使用することができます。
制御なし(荷重制御法)
数値積分パラメータ

Newmark-β法:MIDAS/Civilでは、直接積分法を用いて運動方程式を計算する際に数値積分手法としてNewmark法を使用しています。設定値としてγとβのパラメーターを入力します。入力方法には次の三種類があります。通常の場合、安定的な解析を行う為に加速度一定を使用することを推奨します。
加速度一定:構造物の応答加速度が、各時間ステップの間で変化せずに一定であると仮定し、γ(=1/2)とβ(=1/4)は自動入力されます。この仮定で行った解析は、時間増分値とは関係なく解析結果の発散を避けることができます。
加速度線形変化:構造物の応答加速度が各時間ステップの間で直線的に変化すると仮定し、γ(=1/2)とβ(=1/6)は自動入力されます。この仮定で行った解析は、時間増分値が構造物に含まれる1番短い周期の0.551倍以上である場合、解析結果が発散する場合があります。
ユーザー入力:γとβの値をユーザーが直接入力します。
非線形解析制御パラメータ
解析形式で非線形を選択した場合の非線形解析に必要な収束条件などの制御パラメータを入力します。
モード法を選択した場合
直接積分法を選択した場合
静的解析を選択した場合
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