層 |
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層は、解析モデルが建築物である場合に層の位置を入力するために使用されます。層の位置は、全体座標系系Z軸の座標により 指定されるため、建築物の各層平面は必ず全体座標系X - Y平面に平行になるように入力される必要があります。 層機能の用途は次の通りです。
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リボンメニュー : モデル > 建物 & 層 > 層 リボンメニュー : 2次設計 > 層 > 層 ツリーメニュー : メニュータブ > 建物 & 層 > 層 ツリーメニュー : 2次設計タブ > 建物 & 層 > 層 ショートカットキー : [F10] |
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※ 解析(設計)メニューから解析(設計)する場合は、計算書出力用、剛性/偏心率用、剛性/偏心率用高さの設定は無効になります。 層データは、テーブル入力機能を利用してテーブルで直接入力することもでき、機能を利用して 自動生成することもできます。
層データ ダイアログボックス地表面のレベル地表面は全体座標系Z軸方向の座標により表されます。層データ自動生成の時、この高さより下の層は、地下層と見なして 'B1', 'B2'...などに名前が付けられます。 層タブ名称 : 層名を入力します。 レベル : 層の累積高さを表示します。 高さ : 各層の高さを表示します。 剛床 : 該当層を剛床として仮定するかどうかを指定します。 (層不整形モデル対応):汎用解析と設計に適用する場合は、計算書出力用、剛性/偏心率用、剛性/偏心率用高さの設定は無効になります。 レベルが違う部材を同じ層として扱う場合に使用します。 まず、同じ層として取り扱いたい層を構造グループ定義機能を用いて層として指定します。 計算書出力用 : 構造計算書に出力する層情報を選択します。 (層情報使用:レベルの情報を使用、出力しない:該当層情報を計算書に出力しない) 剛性/偏心率用 : 剛性率と偏心率を計算する際に使用する層情報を選択します。 (層情報使用:レベルの情報を使用、計算書出力用情報使用:計算書出力用に設定した情報を使用) 剛性/偏心率用高さ:剛性/偏心率用で構造グループで作成した層グループを指定した場合は剛性/偏心率用の高さを手動で 入力します。 風荷重タブ名称 : 層名 床幅 X-方向. : 全体座標系Y軸方向の風荷重を受ける建物のX軸方向の有効幅 床幅 Y-方向. : 全体座標系X軸方向の風荷重を受ける建物のY軸方向の有効幅 床中央 Xc : 風荷重を作用させようとする位置の全体座標系X軸方向の座標 床中央 Yc : 風荷重を作用させようとする位置の全体座標系Y軸方向の座標 地震タブ名称 : 層名 偏心 X - 方向 静的地震荷重算定の時、全体座標系Y軸方向の地震荷重による偶発偏心モーメントを計算するためのX軸方向偶発偏心距離 偏心 Y - 方向 静的地震荷重算定の時、全体座標系X軸方向の地震荷重による偶発偏心モーメントを計算するためのY軸方向偶発偏心距離 層データを自動生成する方法: このボタンをクリックすれば、入力された構造物の形状データを使って層, 風, 地震テーブルデータを 自動生成します。
Noteプログラムでは、入力された節点の座標を基準に層データを自動生成します。ボタンをクリックすると、入力されたすべての節点のZ座標位置を層高さと見なして、選択されたリストに取り込みます。したがって、層に指定したくない部分がある時は、ボタンを押す前に、リストで該当の層を選択して ボタンを利用して未選択リストに移動させて、層データから除外させる必要があります。
層データダイアログボックス
静的地震荷重計算の時に偶発偏心モーメントの考慮可否と偶発偏心モーメントを考慮する場合の偏心距離を平面寸法に 対する比率で入力します。 層関連入力データ及び入力データ 一般的に建築物は床版を基準にし、各層が区別されます。建築物をモデリングするとき、層の基準になる床版は普通、剛床として 考慮され、風荷重及び地震荷重のような横荷重がその剛床に作用するとみなされます。また、設計時には各層の剛性率、偏心率、 層間変位、層せん断力などの層関連計算結果を必要とします。
1. 層の自動生成 構造物を構成する節点などグロバルZ座標を認識し、自動で層を指定する機能があります。(モデル>建物&層>層) ここで、地表面レベルを入力すると、地下層を考慮することができます。地下層には自動生成された風荷重及び地震荷重が適用され ません。最下層以外の全ての層は自動で剛床として解析に考慮されます。ある層の床版を剛床と判定できない場合は、その層の 剛床を解除することができます。または、「モデル>境界条件>剛床解除」機能を使用して一部領域のみ剛床から外すこともできます。
剛床の表示
2. 層関連結果出力の確認 提供する層関連結果出力を次に示します。
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