荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成

 

 

指定した荷重組合わせ条件に含まれた各種荷重を、ユーザーが選択した単位荷重ケースで自動入力します。

引張専用要素、圧縮専用要素、ケーブル要素などの非線形要素を使用した解析では、各荷重ケース毎の解析結果を線形で

組合わせる一般的な荷重組合わせ条件は使用できません。

設計時に考慮する荷重組合わせ条件(例: 1.4DL + 1.7LL)が1つの単位荷重ケースに適用されればこそ、非線形要素の正確な

部材力を求めることができます。しかしユーザーが10~30種類の荷重組合わせ条件に合うように、荷重を入力することはとても

難しい事です。荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成は、指定された荷重組合わせ条件に含まれた荷重をユーザーが選択

した単位荷重ケースで自動入力します。

「荷重組合せ条件から荷重ケースを生成」操作手順

 

 

 

リボンメニュー : 荷重 > 荷重ケース生成 > 荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成

ツリーメニュー : メニュー タブ > 静的荷重 > 荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成

 

 

image149.gif

荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成ダイアログボックス

c.jpg荷重ケースと荷重組合わせの選択

荷重組合わせ

新しい単位荷重ケースで入力する既存の荷重組合わせ条件を指定します。荷重組合わせ条件があらかじめ指定されていない

場合、「結果>組合せ>荷重組合せ」にて設定してください。

荷重ケース

荷重を自動入力する荷重ケースを選択します。

選択された荷重条件に入力されている荷重を削除

荷重ケースリストで選択した荷重ケースに他の荷重が入力されている場合、これを削除して荷重組合わせ条件で定義された

荷重を自動入力します。

c.jpg荷重選択

既存の荷重組合わせ条件に、既に入力されている荷重の中からに新規の荷重ケースに自動入力する荷重の種類を選択します。

床荷重(Floor Load)も荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成に含まれています。

平面荷重(平面荷重の指定)と要素温度荷重(要素温度荷重も荷重組合わせ条件から荷重ケースを生成に含まれています。